学科活動報告
インターンシップ打ち合わせ会(土木2年)
7月26日(木)から27日(金)の2日間にかけて土木システム科2年生を対象にしたインターンシップが行われます。この行事は、宮城県建設業協会石巻支部および宮城県測量設計業協会石巻支部のご協力により行われるものです。例年,3日間での開催ですが今年度は2日間です。土木システム科では,中学校時代に生徒が体験してきた職場体験実習の意味合いよりも,土木の業種を理解することに重点を置いています。
そのインターンシップの対象企業と当該生徒の打ち合わせが本校視聴覚室および大会議室で行われました。まずは、企業の方々への説明を行います。
その後、高校生も交えて打ち合わせを行います。
企業の担当者の方々からは「実習場所」や「持参物」,「実習内容」などについて丁寧に説明して頂きました。生徒もメモを取りながら真剣に聞き入っていました。
石巻管内の建設業や測量設計業には本校OB・OGが多数活躍しています。土木の仕事を通して様々な体験をしてきたもらいたいと思います。
企業のみなさん,ご来校いただきありがとうございました。当日もよろしくお願いします。
授業紹介(電気E3)
電気情報科3年生の電気実習の様子を紹介します。
レゴマインドストームEV3を用いた組込システムによる「ロボット制御」の実習です。
・・・なお、「レゴマインドストームEV3」とはレゴ マインドストームシリーズの3代目のロボット作成キットで、「マサチューセッツ工科大学」と「レゴ社」が共同開発した、教育用ロボットキットです。
この「レゴマインドストームEV3」をコントロールして操作を行います。そのためのプログラムをうちこみます。
生徒の机上にあるロボットが「レゴマインドストームEV3」です。これを人間が思うように動かすためのプログラムを作成しています。
プログラミングが終わると、「レゴマインドストームEV3」をコース上で動かします。
画像の左上にあるLEDがコースの色をよみとっています。
ロボットは人間がコントロールしなければ動きません。そのために、プログラムという命令文を作成し、それをコンピュータに伝えます。この技術は社会の様々な現場で応用されています。
電気情報科では、このようなプログラミング教育も積極的に取り組んでいます。
ICTの活用(社会科)
本校の先生方はICT(情報通信技術)を活用した授業を積極的に行っています。そこで、各教科・科目の授業内の活用方法について紹介していきます。
今回の授業は、科目「現代社会(2学年)」の様子です。ちなみに、生徒は機械科になります。
プロジェクターとノートパソコンを教室に持ち込みます。2つとも一人で持ち運びができます。
教室の黒板に直接投影しています。
旧一万円札の実物と、紙幣の聖徳太子部分が拡大された聖徳太子
関連する動画を流します。
動画や静止画がたくさん活用される授業なので生徒の興味・関心も高まります。
普通教科や教科「工業」では、このようなスクリーンやプロジェクタなどのICTを使った授業が行われています。
今後も紹介していきたいと思います。
山下中への体験学習会(土木3年)
7月5日(木)の午後から、本校の隣りの敷地にある「山下中学校」の1学年78名を対象にした体験学習会を行いました。授業をしたのは本校土木システム科3年生のうち「地域貢献班」に所属する10名です。
今回の内容は、例年の学習内容に加えて、学習会で中学生が学んだ防災について、Pepperに表現させます。
1 開講式(校長先生からの挨拶)
2 標高について学ぶ中学生
3 実際にプログラミングをしてみよう
4 閉講式
今回は、中学生の防災に関する理解を深めるために、防災で理解したことを表現する項目を入れてみました。自分たちが考えたことを表現するのは、なかなか難しいようです。山下中学校の皆さん、ありがとうございました。
また、今後も出前授業を実施していく予定です。
工場見学(機械3年)
平成30年7月4日(水)に機械科3年生が2つのコースに分かれ工場見学を行いました。
いずれの企業も多くの石工の先輩方が働いており,自分の進路を考えるうえでよい刺激となりました。コースは下記のとおりになります。
<Aコース>
セイホク株式会社
プライムアースEVエナジー株式会社
<Bコース>
富国工業株式会社 石巻工場
日進工具株式会社
ご協力いただいた企業様ありがとうございました。
授業紹介(電気E3)
電気情報科3年生の電気実習の様子です。
ここでは、「Arduino IDEを使用したプログラム」に関する実習です。
下の2つの画像ですが、LEDランプがついています。そのLEDが、上の画像は「点灯」しており、下の画像は「消灯」しています。
この点灯・消灯をプログラムで制御するための実習になります。
授業紹介(機械M3A、M3B)
機械科3年生の機械実習「スチームエンジンの製作」に関する授業の紹介を行います。
今回、作成するスチームエンジンは、別名「首振りエンジン」や「オシレーチングエンジン」とも呼ばれているものです。かつては、船舶などに使用されたものです。
この部品を各種工作機械で製作していきます。1年生や2年生までの実習とは異なり、作業の難易度も高い作業になります。
完成したスチームエンジンになります。かなり精密なものを製作しています。
「化学の世界2018」(化学技術科開放講座)
化学技術科では,6月16日,23日,30日の3日間、みやぎ県民大学高等学校開放講座「化学の世界」を実施しました。小・中学生とその保護者の方23名が本校に来校し,化学の実験やものづくりを楽しく学びました。
また,補助員として天文物理部の部員に手伝ってもらいました。
講座の内容は次の通りです。
1日目「開講式」その後校内を見学しながら化学技術科へ移動
「個性豊かな材料たち」セラミックやプラスチックをつくりました。
2日目「ミクロの世界をみてみよう」電子顕微鏡・実体顕微鏡による観察をしました。
「環境をはかるには」炎色反応の実験や,分析装置の操作をしました。
3日目「においと色の化学」染料の合成と染色,香りの合成実験をしました。
「閉講式」(修了証・参加証授与)
今後も化学技術科では,化学の魅力や楽しさを伝える行事を企画していきたいと考えています。
工場見学(化学3年)
6月25日(月)に工場見学に行ってきました。
1社目は、大崎市三本木にある「YKK AP株式会社 東北製造所」です。
アルミ製造ラインを中心に、製品とモノづくりに最適な材料、あらゆる構成部材、製造設備まで開発・生産している様子を見学させて頂きました。
2社目は、遠田郡涌谷町にある「アルプス電気株式会社 涌谷工場」です。
メッキ工程を中心に、スイッチ、車載用センサーなどの製造ラインを見学させて頂きました。
いずれの会社でも熱心に興味深く見学し、積極的に質問もすることができました。
今後の進路選択の参考になったと思います。
ありがとうございました。
ICT建設施工実習(2)(土木C2)
6月26日(火)から27日(水)にかけて行われた出前授業の紹介(つづき)になります。生徒は情報技術を活用した様々な建設施工実習を体験させて頂きました。
(1)3次元レーザースキャナ
地形を立体的に表現(印刷)するための機械です。かなり詳細に図面化することができます。
(2)自動追尾TS(トータルステーション)、GNSSローバー
目標物を自動的に探し出す測量器械です。
現在の位置を衛生から受信する機械を実演していただきました。
(3)ICTバックホー
建設機械を使い地面を掘る際に、掘削高さなどを教えてくれます。
女子生徒も体験しました。
(4)建設VR(ヴァーチャルリアリティ)
実際の場所を再現するものです。橋の上などでの作業を疑似体験しています。
貴重な体験をさせて頂き、生徒は大変学ぶことが多い学習会になりました。このような体験学習会を今後とも積極的に取り入れていきたいと思います。
最後に、日本建設機械施工協会東北支部の皆様方ありがとうございました。