学科活動報告
土木システム科 「みやぎ建設産業架け橋サロン」の開催について
1目 的
現在の建設産業は、担い手不足に係る課題が深刻化していることから、地元建設企業の技術者・技能者が建設産業の将来的な担い手として期待される県内工業高等学校の生徒と交流し、建設産業の魅力ややりがい、労働環境等を直接伝える機会を設定していただき、生徒の建設産業に対する関心・理解の醸成及び就労促進を図るために実施された。
2主 催
宮城県(土木部事業管理課)
3協力団体
一般社団法人宮城県建設業協会、一般社団法人宮城県建設専門工事業団体連合会
4日 時
令和5年3月17日(金) 1・2校時 8時50分~10時40分
5会 場
宮城県石巻工業高等学校 視聴覚室、C2教室、選択講義室2
6対 象
土木システム科2年生 26名
1開講式・講師紹介
2建設業界の説明
3地元建設企業の技術者・技能者との懇談
○4班編成で4人の講師の方々より、会社の事業説明から勤務体制や給与面、休日の取得状況などについて説明を受けました。また、仕事をする上でのやりがいや大変なこと、そして、今までで一番大きな仕事は何かなど、活発な懇談会となりました。
○今後の自分達の進路選択に十分役立つ懇談会になりました。
化学技術科 SDGs環境出前講話「キリバス編」を実施
2月16日(木)に本校視聴覚室でSDGs環境出前講話「キリバス編」と題し,一般財団法人日本キリバス協会代表理事 ケンタロ・オノ 様(前日本キリバス共和国名誉領事・前キリバス大使顧問)を講師に迎え,化学技術科1年生を対象に公益財団法人みやぎ・環境とくらしネットワーク(MELON)ストップ温暖化センターみやぎ講師派遣による出前講座として講演料なくご厚意で実施致しました。
今年度で6回目となり,継続して実施している学校では講演回数が最多だそうです。講話では,日本人として初めてキリバス人となったケンタロ・オノさんから,キリバス共和国の現状,地球温暖化による影響とその原因,その他の環境に関する課題,SDGsについてわかりやすくお話しして頂き,自分たちが今できることを具体的に教えてもらいました。
建築科3年生が「出席簿BOX」と「クラスBOX」を製作しました
先日,建築科3年生(課題研究「木工・工芸班」)が製作した「出席簿BOX」と「クラスBOX」を学校で活用していただくことになりました。生徒は製作活動で生じた数々の問題を乗り越え,大きく成長することができました。
教頭先生へ贈呈の様子 職員室にて 出席簿BOXとクラスBOX
土木システム科 丸本組による現場見学
○株式会社丸本組のご協力により、石巻港雲雀野地区防波堤消波工事の現場見学を実施して頂きました。会場では消波ブロック製作過程の見学やバーチャルリアリティ等を体験し、最新の土木技術について学ぶことができました。
○【見学概要】
消波ブロック製作過程見学
遠隔臨場体験
ドローン操縦体験
バーチャルリアリティ体験
1.開会式
2.消波ブロック製作過程見学
3.遠隔臨場体験
4.ドローン操縦体験
5.VR体験・バイブレータ体験
6.記念撮影
第一種,第二種電気工事士試験結果(電気情報科)
過日,第一種及び第二種電気工事士の試験結果が発表されました。
結果は第一種電気工事士試験に29名(受験者の78%),第二種電気工事士試験に26名(受験者の84%)が合格となりました。
これからも自分を高めるための努力を惜しまず,学習に励んでまいります。
2,3年生の第一種電気工事士合格者 |
土木システム科 情報化施工現場見学会
○令和4年10月24日、宮城県大崎市三本木に於いて、日本建設機械施工協会東北支部の協力により実施された情報化施工現場見学会に、土木システム科2年生26名が参加してきました。
○実技には、
ICT建設機械操縦について
自動追尾トータルステーションによる測定ついて
GNSS観測について
ドローン操縦について
の4項目をご指導いただきました。
1.開講式
2.ICT建設機械操縦
3.自動追尾トータルステーションによる測定
4.GNSS観測
5.ドローン操縦
○4班編成で4つの項目をローテーションにて実習を行い、ほぼ全員が操作や測定を行えて、最先端のシステムに触れることが出来ました。
○今後の生徒達の進路選択に十分役立つ現場見学会になりました。
令和4年度 土木システム科 国家資格 2級土木施工管理技士の23名合格
令和4年度の国家資格である2級土木施工管理技士(1次検定)合格者は以下の通りです。
・前期試験 受験者 16名 合格者 8名 合格率 50%
・後期試験 受験者 30名 合格者 15名 合格率 50%
○合格者の中には2年生が2名含まれており、早い学年から国家資格取得に意欲的に取り組む生徒が増えています。
○ここ数年、退職による土木技術者の激減により、今後、益々必要とされる国家資格である2級土木施工管理技士の為、今後も資格取得に励ませたいと思います。
土木システム科 丸本組による出前授業
○丸本組の本校土木システム科卒業生による出前授業を、課題研究の時間で、講義並びに技術指導を実施していただいた。そのことで、現在の建設業界の動向と今後の建設技術の展望についてや、最新の工事測量技術について学ぶことができた。
○【実践概要】
第1回 10月19日 開講式・VR体験 第3回 11月2日 3D起工測量
第2回 10月26日 測量体験 第4回 11月9日 測量データ取り
四日間ご指導いただきました。
1.開講式・VR体験
2.測量体験 3.3D起工測量
4.測量データまとめ
【実践効果】
・技術講習会を通して建設業界の現況について理解が深められた。ICT施工について理解が深まった。
・VRによる工事現場の事故体験を経験できて安全管理の重要性を学んだ。
・3D測量技術に触れて,さらなる学習の必要性を実感し,また卒業後の進路に十分活かせる講習となった。
【実践成果】
・現場で実際に行われている計算や,丁張りを測設する段取りなど,実践に即した指導をしていただき技術の向上が図れた。
・作業するとき,無駄な作業を少なくし,VR技術により事故防止や怪我の予防について学ぶことが出来た。
電気情報科1年 施設見学
12月12日(月),みやぎクラフトマン21事業として電気情報科1年33名が,株式会社ユアテック様のご協力をいただき,富谷市にある人財育成センターに伺いました。そこでは施設見学と,日常で起こりうる電気事故の危険性や怖さを疑似体験させていただきました。
私たちの生活に欠くことのできない電気。それを学ぶものとして安全というものの大切さを改めて認識するとともに,今後の学習や進路意識を高める有意義な時間となりました。
電気情報科2年 電気工事施工講習会(交流事業)
11月8日(火),電気情報科の2年生が宮城県電気工事工業組合,石巻電気事業協同組合のご協力をいただき交流事業を実施しました。
午前は石巻電気事業協同組合青年部の方々のご指導のもと,電気工事の施工に関する実技指導を。午後はグループに分かれ,講師の方々の日々の業務内容の紹介を含めたディスカッションを行いました。
生徒たちは第一線で活躍されている電気技術者の方々から直接ご指導をいただけるという貴重な体験に積極的に取り組み,とても充実した時間を過ごしていました。