学科活動報告
技能班大屋根倉庫建設日記1(建築A3)
建築科3年の課題研究技能班では,今年も木材加工技術と技能力向上を目的に,外部講師による授業支援を受け,実際に木造倉庫の製作活動を通して実践力を学びます。班員は希望した建築科3年生の6名です。
5月17日は,今年度製作する3畳の大きさの「大屋根倉庫」の板図に基づき,軸組部材の土台と大引に加工用寸法の墨付けを行いました。
(1)平面図をもとに縮尺1/50でベニヤ板に板図(いたず)を作成。板図とは木材加工用設計図として柱と梁の位置などを書き写し,土台伏図,平面図,小屋組図などを書き,各部の位置がわかるように番付(ばんづけ)をしたものです。
(2)木材料の通りを見て背と腹の向き,節位置などを確認して上端を上面に置きます。
(3)材料に心墨を打ち,板図から仕口のほぞ位置を確認して,さしがねを使いほぞ墨をしるします。
なお,使用寸法の単位は尺です
(4)部材ごと分担して,柱ほぞ用の男木と女木,仕口の大入れあり掛け用男木と女木の墨を,はじめは鉛筆で墨付けです。
(5)墨付けが間違っていないか確認後,墨つぼと墨差しで仕上げの墨付けをしました。
授業紹介(化学IC3)
化学技術科の授業紹介になります。
この実習では、「プラントによるブドウ糖の製造」を行います。
まずは、フィルタープレスです。
これは、濾過したブドウ糖液です。
イオン交換樹脂の充填を行います。
ここでは、プラント装置の遠隔操作を行っています。
授業紹介(土木C3)
土木システム科3年生の実習風景です。
この実習は測量の「単心曲線設置」です。
道路はまっすぐだけではなく、カーブの部分もつくらなければなりません。そのカーブを設置するための測量作業になります。
まずは、トータルステーションを出発点に設置します。
その後、測点を設置していきます。
時間内に設置するとともに、誤差も許容範囲内におさまりました。
授業紹介(電気E3)
電気情報科の実習です。
ここでは、「三相誘導電動機の分解と組立」をします。
電動機(モーター)にはいろいろな種類がありますが、電動機の中でも三相誘導電動機は最も使用されている電動機です。
その電動機の仕組を学ぶ実習になります。
まずは、構造の理解を深めるためにスケッチを行います。
その後、分解と組立を行います。
抵抗値を調べてみます。
授業紹介(機械M2A、M2B)
機械科では、バーベキューコンロの製作を行っています。前回紹介した実習のつづきになります。
アーク溶接の作業により鉄パイプを接合しています。裸眼の状態で見ると危険です。
スポット溶接作業です。鉄板を接合しています。
一歩まちがえるとケガをするので慎重に作業を行います。
ずいぶん完成品に近づいてきました。もう少しで完成です。
授業紹介(電気E3)
電気情報科の実習の紹介になります。電気情報科では実習をローテーションで実施しています。
今後、何回かに分けて紹介していきます。
まずは、「Photoshopを活用した、高圧受電設備の写真入りの図面作成」を紹介します。
高圧受電設備の図面に、実際の機器の画像をのせることで見やすい図面が出来上がります。Photoshopを活用することで、素早く、きれいに処理できます。
授業紹介(化学IC3)
化学技術科3年生の実習の授業紹介です。
化学技術科の実習は4つのローテーションに分かれて展開しています。
そこで、数回に分けて紹介していきたいと思います。
「バイオリアクターによるエチルアルコールづくり」
酵母(こうぼ)菌は、ブドウ糖とエチルアルコールと二酸化炭素に分解する働きを持っており、この働きはアルコール発酵と呼ばれています。
そこで、このような働きをする酵母菌を利用して、最終的にはバイオリアクターによるアルコールづくりを行う実験になります。
まずは酵母の固定化から行います。
「塩化カルシウム」の調整
交流学習会(土木C3)
土木システム科3年の課題研究「地域貢献班」では、Pepperを活用した防災に関する出前授業を行っています。
今年度も昨年度に引き続き、石巻専修大学の高橋智先生とその研究室に所属している4年生と交流学習会を行います。
4月26日(木)に石巻専修大学5号館で行いました。本校からは土木システム科3年生「地域貢献班10名」の生徒が参加しました。
今回の主な学習内容は、Pepperの活用方法がメインになります。
高校生が分からない部分は大学生にも聞きながら作業しました。
今後の出前授業にいかしていきたいと思います。
石巻専修大学の高橋先生と4年生、そして3年生の皆さん方ありがとうございました。
授業紹介(土木C3)
課題研究の「模型班」では、代表的な土木構造物である『橋梁』の模型制作を行います。
まずは、模型のモデルとなる橋を選び、そこからCADで図面化します。
世界には個性的な橋梁がたくさんあります。
そのような中で、デザインや構造などを踏まえて選び、CADで図面化します。
グループの個性が表れてきます。12月までの完成を目指します。
授業紹介(土木C2)
2年生の土木実習を紹介します。
いまの道路の設置状況を図面化するために「縦断測量」と「横断測量」を行っています。
学校の近辺に北上運河が流れており、その脇に、地域住民が通学や散歩などで使用しているサイクリングロードがあります。土木システム科の実習では、そのサイクリングロードを図面化するための測量を行っています。
本日は2週分をまとめて紹介します。
1 先週の作業(外での測量作業)
レベルと呼ばれる測量器械を使い、高低差などを測ります。
2 今週の作業(測量結果のデータ整理と計算)
先週の測量成果を整理しています。ここでは、野帳に記入された数値を計算しています。
その後、コンピュータの表計算ソフトを使用してデータ整理を行います。
今後、このデータはCADソフトを使用して図面化します。