学科活動報告
水防実技講習(土木C3)
国土交通省北上川下流河川事務所や石巻市消防団の方々による出前授業が本校を会場に行われました。
この取組は昨年度に引き続き2年目になります。内容は土嚢積みなどの水防訓練に関するものです。
(1)基礎練習(縄結び、土嚢製作)
(2)水防実技講習(積土嚢工法、月輪工法)
テレビ局の取材も受けました。
今回のこのような経験を積むことで、災害時に地域のためにできることが増えました。また、河川工事事務所の職員や消防団の方々と一緒に行うことができて、地域の連帯感もうまれました。
このような地域にとって必要な取組を、今後も継続していきたいと思います。
授業紹介(電気E1)
電気情報科1年生の専門科目の授業内容を紹介します。
ここでは、「プログラミング(C言語)」、その中でも「データの格納方法」についてパソコンを通して学んでいます。
EE東北’18見学(土木)
6月6日(水)に土木システム科1年生と2年生がEE東北’18に参加してきました。
EE東北は国土交通省東北地方整備局が主催のイベントで、建設事業における新技術・新材料・新工法を実際に見学し、実践的な専門知識を身につけるものです。
建設業の最新技術を間近に見学(体験)したことで、新たな感動を得ることができた生徒たちも多かったです。
今後も、教室の授業だけではなく、実際に体験できるような機会をつくっていきたいと思います。
授業紹介(建築A1)
建築科1学年の専門科目に関する授業を紹介します。
ここでは、投影法図法についての基礎を理解するため、色彩計画の基本を学び、建築パースを仕上げます。
授業紹介(電気E1)
電気情報科の専門科目の授業紹介を行います。いよいよ本格的に専門分野の授業がはじまっています。
電気情報科1年生の授業「工業技術基礎」の様子です。
「電子回路の配線」を学び、その後、「はんだ付け」を行います。
中学校時代の教科「技術家庭」でも体験したことのある生徒はいるようですが、まだ、「はんだ付け」の作業が慣れていない生徒も多少いるようです。
今回の実習では「常夜灯」とよばれる電灯の配線です。日中は太陽光で発電し電気を蓄え、夜には発電をします(よく道路脇にも設置されています)。
実際の「常夜灯」を触りながら動作を確認している様子
日常と電気は密接な関わりをもっていることを体験することができました。
授業紹介(化学IC3)
化学技術科の実習を紹介します。
CAD実習の様子です。様々な部品を立体的に図面化します。
授業紹介(土木C3)
課題研究の地域貢献班の活動紹介です。
石巻地域を標高ごとに色分けした地図です。
かなり大きいのが分かってもらえるかと思います。この地図に、災害が発生したときに危険な場所やルートを明記していき、一目で分かる「防災マップ」をつくっていきたいと思います。
また、同時進行で「山下中学校への防災体験学習会」の準備も行っています。
地域の防災に関する情報収集と、授業をする際の教材準備です。
よりよい「まちづくり」をしていくのが土木技術者の使命です。
地域の課題について今後も検討していきたいと思います。
技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)
建築科3年課題研究技能班〈班員6名〉が建設中の「大屋根倉庫」の学習状況を報告します。
5月24日は,木造軸組部材の土台に墨付けした加工用寸法に基づき,ノミを使用して柱用のほぞ穴(女木)を彫りました。
(1)木材加工技術と作業手順について講師が実演しながら指導を行います。
(2)ノミで墨付けされたほぞ穴の周囲に沿って木材繊維を縦に裁ち切ります。
(3)ほぞ穴の中心を頂点として手前側と向い側それぞれに向かって繊維方向に彫ります。
(4)ほぞ穴の大きさに沿って縦彫り横彫りを繰り返して必要な深さまで掘り進めます。
(5)ほぞ穴が掘り終わったら,大きさと深さが適正か仮のほぞ(男木)を差して確認です。
授業紹介(電気E3)
電気情報科の授業紹介です。
双方向サイリスタによる交流電力調整器の特性測定に関する実習で、交流電力調整器の特性に関する理解を深めます。
授業紹介(建築A1)
建築科1年生の工業技術基礎の授業風景です。
「住宅の模型づくり」の実習で、本日は「屋根」をつくっています。
屋根をプリントした型紙を切り取り、スチレンボードで組み立てていきます。
授業紹介(化学IC3)
化学技術科3年生の授業風景です。
金属材料の実習になります。
今回はピアノ線を用いて、金属の組成と性質(熱伝導率)を調べるものです。
まずは、各金属線の組成(どのような元素で出来ているのか)と、色、光沢、感触等を調べます。
その後、熱伝導率と電気伝導度を調べます。
ピアノ線は熱が加わると曲がります。
授業紹介(電気E3)
電気情報科の実習です。Arduino IDEを使用してプログラムを記述する実習です。
元SE(システムエンジニア)である先生からの指導
交流学習会(土木C3)
石巻専修大学の高橋智先生および大学4年生2名の方々と、土木システム科3年生「地域貢献班」の高校生は、Pepper活用に関する交流学習会を月に1回程度行っています。
5月の学習会は5月24日(木)に石巻工業高校で行いました。
今回の学習内容は、Pepperにもう少しこまかな動きをさせるためのソフト「コレグラフ」の活用方法についてです。
大学生2名から操作方法について詳しく説明してもらいました。
はじめはお互いに固い表情であったものの、次第に打ち解けていきました。また、今回は「(小中学校への)出前授業」を行う際に、Pepperを効果的に活用するための方法についても話し合いました。
高校生はPepperの活用方法もだいぶ慣れてきました。
出前授業の依頼も続々ときていますので、今回いただいたアドバイスを参考にしながら、少しでも小中学生がわかってくれる出前授業を行っていきたいと思います、とリーダーの舘山くん(河南東中出身)は語ってくれました。
石巻専修大学の高橋先生と4年生のみなさん、ありがとうございました。
授業紹介(建築A1)
建築科1年生の工業技術基礎の授業風景です。
「プランターづくり」の作業風景です。
ノコギリやノミ、玄能などの大工道具を使いこなしながら木材を加工して「プランター」をつくっていきます。
仕上げはバーナーで木の表面を焼きます。
プランターは外で使うため「耐候性」を高めるために行います。
授業紹介(機械M2A、M2B)
機械科2年生の実習風景で、PLCを使用した制御実習です。
ランプやコンベアを動かすために、プログラムを組んで、実習装置にデータを転送して動作確認を行います。
授業紹介(土木C1)
工業技術基礎(1年)の実習風景です。
1年生は測量の基礎実習を行っています。まずは「距離測量」です。
「目測・歩測」を行ってから実際に巻尺を使い測ります。距離が長く、巻尺が足りない場合には中間点を設置します。
ただ、距離を測るのも簡単ではないことを学んでいました。
技能班大屋根倉庫建設日記1(建築A3)
建築科3年の課題研究技能班では,今年も木材加工技術と技能力向上を目的に,外部講師による授業支援を受け,実際に木造倉庫の製作活動を通して実践力を学びます。班員は希望した建築科3年生の6名です。
5月17日は,今年度製作する3畳の大きさの「大屋根倉庫」の板図に基づき,軸組部材の土台と大引に加工用寸法の墨付けを行いました。
(1)平面図をもとに縮尺1/50でベニヤ板に板図(いたず)を作成。板図とは木材加工用設計図として柱と梁の位置などを書き写し,土台伏図,平面図,小屋組図などを書き,各部の位置がわかるように番付(ばんづけ)をしたものです。
(2)木材料の通りを見て背と腹の向き,節位置などを確認して上端を上面に置きます。
(3)材料に心墨を打ち,板図から仕口のほぞ位置を確認して,さしがねを使いほぞ墨をしるします。
なお,使用寸法の単位は尺です
(4)部材ごと分担して,柱ほぞ用の男木と女木,仕口の大入れあり掛け用男木と女木の墨を,はじめは鉛筆で墨付けです。
(5)墨付けが間違っていないか確認後,墨つぼと墨差しで仕上げの墨付けをしました。
授業紹介(化学IC3)
化学技術科の授業紹介になります。
この実習では、「プラントによるブドウ糖の製造」を行います。
まずは、フィルタープレスです。
これは、濾過したブドウ糖液です。
イオン交換樹脂の充填を行います。
ここでは、プラント装置の遠隔操作を行っています。
授業紹介(土木C3)
土木システム科3年生の実習風景です。
この実習は測量の「単心曲線設置」です。
道路はまっすぐだけではなく、カーブの部分もつくらなければなりません。そのカーブを設置するための測量作業になります。
まずは、トータルステーションを出発点に設置します。
その後、測点を設置していきます。
時間内に設置するとともに、誤差も許容範囲内におさまりました。
授業紹介(電気E3)
電気情報科の実習です。
ここでは、「三相誘導電動機の分解と組立」をします。
電動機(モーター)にはいろいろな種類がありますが、電動機の中でも三相誘導電動機は最も使用されている電動機です。
その電動機の仕組を学ぶ実習になります。
まずは、構造の理解を深めるためにスケッチを行います。
その後、分解と組立を行います。
抵抗値を調べてみます。