学科活動報告

学科活動報告

課題研究発表会(化学技術科3年)

1月20日(水)5.6時間目に課題研究発表会(化学技術科3年)が行われました。

今年度は、休校などで例年よりも授業時間が少ない中での研究でしたが、グループごとに興味関心を持ったテーマについて試行錯誤し、無事に発表会を迎えることができました。

1.「ペニシリンを作ろう」

2.「美味しく、簡単に作れるチーズ 僅か20分!」

3.「レンガ作り」

4.「~洗剤~洗剤の潜在能力について~」

5.「どかんと一発!~線香花火を作る~」

6.「消臭剤の作成・検証実験」

7.「髪の毛について」

 

1年間の成果、経験および学んだことを、卒業後の生活に役立てていきたいと思います。

 

株式会社東北イノアック様より寄贈いただく(建築科)

株式会社東北イノアック 管理部総務課総務係長 佐々木 詔之様が来校し、同社社員である本校建築科卒業生がデザインに関わった食器用スポンジを、3年生(250名分)に寄贈していただきました。(令和2年2月18日)

ありがとうございました。

(写真右の方が佐々木詔之様、左が遠藤俊樹本校教頭)

 

放射線教室(化学技術科1年)

令和元年度 放射線教室が2月13日(木)化学技術科1年生を対象に開催されました。

講師には、尚絅学院大学総合人間科学系 理工・自然部門 人文社会学群 人文社会学類 教授 齊藤 敬 先生をお招きし、一般財団法人日本原子力文化財団の池田さんご協力のもと放射線についての講義や霧箱の実験、放射線測定などの実習を行いました。

 

お忙しい中、ご講義いただきありがとうございました。

 

活動状況(建築科)

 

 

令和2年から建築士試験の受験要件が変わり、新しい建築士制度がスタートします。

本校卒業年度に2級建築士の受験が可能になりました。

 

 課題研究自由設計班では『みやぎ建築未来賞』(競技設計)に参加し、今年、第25回大会記念に制定された県内の建築士によるインターネット投票で、建築科三年生の水口璃音が第一位に選出されました。このほかに、全国高校生製図コンクールにおいて、全国の第3位(銅賞)に建築科二年保原愛奈が選ばれました(宮城県初)。他にも入賞者に4名が入るなど好成績を上げました。

 高校生プロダクトデザインコンテスト宮城(椅子のデザイン)では、建築科一年岡島政幸が優秀賞に選ばれました。課外活動としての「女川町竹浦北地区高台移転まちづくり」の取り組みでは、生徒たちが設計した集会所と移転後に建てられたダイバーの方々のレストハウスに手作りの椅子を寄贈するなど地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。他にも高齢者のお宅の手すり取り付けのボランティア活動など、建築科ではこれからもさまざまな活動を通じて実践力のある建築技術者の育成に向け教育活動に取り組んでまいります。活動状況を掲載しましたのでご覧下さい。

 

 ●第25回みやぎ建築未来賞受賞
 テーマ「住宅&自然」WARP
  県内建築士の方々によるインターネット投票で第1位に選ばれました(25周年特別賞)

 

●全国高校生製図コンクール 第3位(銅賞)受賞
 テーマ「団らん」                受賞設計図面
         

 

●高校生プロダクトデザインコンテスト 「優秀賞」受賞

  

  

 ●被災した女川町竹浦北地区の皆さんにベンチを寄贈

 

 ●インターンシップ(企業実習)の様子・・・ヒノケン(株)様、シンコール(株)様

 

●小学生への出前授業・・・本校生徒が先生役になって木工

 

 

●パース着色指導(建築科1年生)

 令和元年12月17日 建築科1年生(40名)を対象に外部の方にきていただいて、パース(外観図)の着色指導をしていただきました。例年開催されており、本年度も無事に開催することができました。生徒達も積極的に参加し、真剣に取り組んでいました。

 

 

建築科3年生 課題研究発表会

1月22日(木)の5~6時間目に建築科3学年による課題研究発表会が行われました。1年間の成果を、マイスターの方々や先生方、後輩たちの前で発表しました。

 ①自由設計班

自分たちで設計プランを考え、みやぎ建築未来賞等のコンペに応募しました。

 

 

②模型製作班

実在する建築物をCADを使用し図面におこし、模型を製作しました。

 

③木工・工芸班

木材を使用し、滑り台・テーブル・ミニ障子等の製作をしました。

 

④技能班

大工技能の技術を学びながら、実際に倉庫を作成しました。

 

 

 

 

 

 

令和元年度 第一種電気工事士合格者及び第二種電気工事士合格者報告(電気情報科)

 電気情報科では国家資格である第一種電気工事士及び第二種電気工事士の資格取得を奨励しております。今年度も多くの生徒が資格取得に挑戦し、以下のような結果となりました。多くの生徒の努力の成果であることはもちろんですが、直接ご指導いただいた(株)宮城電気サービスの皆様、石巻電気事業協同組合様、(株)ユアテック石巻営業所の皆様、ご指導いただきました全ての方々のおかげで、たくさんの生徒が国家資格に合格することが出来たと思います。生徒達は国家資格取得を一つの目標として頑張っています。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

 

令和元年度 合格者

第一種電気工事士 合格者
  3年生 17名 2年生 16名   計 33名

第二種電気工事士 合格者
  2年生  6名 1年生 21名   計 27名

 

 

令和2年1月17日時点での合格者総数

 第一種電気工事士 合格者
  3年生 27名(在籍34名)
  2年生 16名(在籍35名)

 第二種電気工事士 合格者
  3年生 34名(在籍34名)
  2年生 33名(在籍35名)
  1年生 21名(在籍35名)

 

 

 

 

 

 

写真は令和元年度で第一種電気工事士に合格している全生徒です。(43名)

 

キリバス環境出前講話(化学技術科1年)

1月10日(金)に化学技術科1年生を対象として,キリバス環境出前講話を実施しました。

講師のケンタロ・オノさん(仙台生まれ,キリバス共和国に留学・帰化,日系キリバス人1世,キリバス共和国名誉領事館名誉領事・大使顧問)から,キリバス共和国の人々の暮らしや,地球温暖化・廃プラスチックゴミ・フードロスなどについて詳しく説明をしていただきました。また,工業高校生や若者に対する期待を力説されていたのが印象的でした。私たちも,環境問題を人ごとととらえず,身近なところから改善する努力をしていきたいものだと思いました。

 

 

ケンタロ・オノさん、お忙しい中ありがとうございました。

 

現場見学会(土木システム科1年)

 今年も12月3日に、本校の土木システム科1年生を対象に、宮城県建設業協会石巻支部青年会主催による現場見学会が、大郷町のコマツIoTセンタ 東北において実施されました。

 見学先では、建設機械の基礎・クイズや機械操作のデモンストレーション、ドローン見学の後に建設機械実機見学をさせていただきました。その後、建設業協会石巻支部青年会の皆様との意見交換会を実施していただき、建設業に対しての疑問や就職に対する不安など、協会の皆様にアドバイスを頂き、今後の進路選択に活かしていける機会となりました。

今回お世話になりました、コマツカスタマーサポート(株)の平本様と小川様、また、石巻支部青年会の皆様に深く感謝申し上げます。

 

電気工事施工講習会(電気情報科2年)

 12月10日 宮城県電気工事工業組合青年部,石巻電気事業協同組合青年部の皆様のご指導のもと,電気情報科2年生35名に対して電気工事の施工に関する実技指導をしていただきました。第一線で活躍されている電気技術者の方々からの熱い指導に,生徒達は興味津々で真剣に取り組んでいました。

 

【作業の様子】

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【フルハーネス装着体験】

  

 

 

 

 

 

  

【完成後の点灯試験】

  

 

 

 

 

 

 

【以下は参加した生徒の感想です。】

○ 壁の裏側には技術者のプライドと熱意が詰まっていると感じた。私も一つ一つのことにプライドと熱意を持って取り組みたいと思った。

○ 普段は机上での作業しか行ったことがなかったが、実際に施工される作業を体験してみるととても難しく,やりがいがあると感じた。

○ 分からないところは完璧な解答を教えて下さるのでためになった。

○ 現場で働いている皆さんに普段疑問に思っていたところや難しいところ,本当の現場ではどうなっているかなど詳しく教えていただき,とても充実した時間を過ごせた。

○ 普段使用できない電動工具を使わせていただき、新鮮な体験が出来た。

○ 実際に現場で働いている方と一緒に,実際に家庭で使用されている器具を用いて施工するのは新鮮で楽しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 生徒達はとても貴重を経験することが出来ました。宮城県電気工事工業組合青年部,石巻電気事業協同組合青年部の皆様ご指導ありがとうございました。

寄贈御礼(建築科)

宮城県スポーツ協会 理事長 
宮城県国際化協会  理事長 伊藤 和彦 氏 (元・宮城県震災復興企画部部長)

伊藤氏より新建築学大系(彰国社刊)全50巻を本校建築科に寄贈していただきました。
今後、生徒はもとより教員も授業等で有効に使わせていただきます。ありがとうございました。

ここにご紹介をして御礼に代えさせていただきます。

 石巻工業高等学校 校長    今野 好彦

         建築科科長 畠山 弘幸

  

 贈呈式 令和元年8月22日(木) 於:石巻工業高等学校校長室

(写真左が伊藤氏、中央が今野校長先生、右が畠山建築科長)

 

 

現場見学会(土木システム科2年)

9月17日、昨年度から石巻市市街地復興工事調整会議の皆様のご協力により実施された現場見学会に、土木システム科2年生が参加してきました。

見学先は、都市計画道路・渡波稲井線で、トンネルと橋梁工事を見学しました。トンネルでは坑内の切羽の直前まで入らせて頂き、コンクリートの吹きつけ作業を、間近で拝見させて頂きました。迫力ある光景でした。

次の見学先は、稲井地区の橋梁工事を見学させて頂きました。橋梁の下から、橋脚や基礎杭の特徴と、主桁・床板の施工技術について説明を受けました。

 

生徒達は、数年後には自分達もこのような現場に立つことになるんだとの思いを持った見学会でした。

 

高校生ものづくりコンテスト2019宮城県大会測量部門(土木システム科)

 7月20日(土)、本校で行われました、ものづくりコンテスト測量部門の大会結果を報告いたします。

天候に恵まれ無事外業が終了ました。午後の内業計算には正確さとスピードが求められ、息もつけないほどの緊張感の中行われました。結果は以下の通りです。

 1位 黒川高等学校

2位 石巻工業高等学校

3位 仙台工業高等学校

 

今一歩のところで、東北大会を逃してしまいました。

測量の練習のため、授業や部活動で配慮していただいたことに、感謝申し上げます。

 

 

水防工法訓練(土木システム科)

6月21日、石巻工業高校のグラウンドにおいて、今年で3年目となる地域の担い手育成企画として、北上川下流事務所のご協力により、「水防工法訓練」を実施して頂きました。

 

日頃、自然災害による防災教育は受けているものの、生徒達は実際の洪水に対しての防ぎ方は体験したことがありませんでした。今回の訓練に参加した生徒は、「土のうの重さを実際に肌で感じて、この重さであれば浸水も防げるのではないかと思った」、等の感想がありました。

 

この経験を地域の担い手になっていく生徒達に今後生かしていってもらいたいと思います。
ご協力頂いた関係者の皆様ありがとうございました。

 

工場見学(化学技術科3年)

6月26日(水)、化学技術科3年生の工場見学が行われました。

目的:卒業生が働いている工場の見学を通して、職業観・勤労観を身に付ける。また、直後に控えた進路決定の判断材料の一つとする。

午前中はYKK AP株式会社、午後からはアルプスアルパイン株式会社涌谷工場でお世話になりました。

● YKK AP株式会社

お礼の挨拶:津田那智くん

● アルプスアルパイン株式会社涌谷工場

お礼の挨拶:昆野有紗さん

生徒たちは、メモしたり、質問したりして充実した工場見学になったと思います。

 

YKK AP株式会社様、アルプスアルパイン株式会社様、お忙しい中、貴重な時間と丁寧な説明をありがとうございました。

EE東北現場見学会(土木システム科)

6月5日夢メッセみやぎにおいて開催されました、EE東北(エンジニアリング・エキジビション東北)を見学してきました。

会場には最新の建設技術が大公開されており、891技術の展示がありました。現在非常に注目されているICT(情報化施工)に関する技術や建設機械などの体験コーナーもあり、生徒達は目を輝かせて見学をしていました。

 

この経験を、今後の学習に役立てていきたいと思います。

 

 

放射線教室(化学技術科1年、電気情報科2年)

 3月12日(火)2,3校時に、放射線教室がありました。対象は、化学技術科1年生と電気情報科2年生です。放射線や放射性物質による影響や不安に対応するため、放射線に対する正しい知識を身につけることを目的に行われました。
 講師は、東北大学大学院工学研究科・工学部量子エネルギー工学専攻 助教授の藤原充啓先生です。


 簡易放射線測定器で校舎内の放射線を測定したり、霧箱を用いてα線の飛跡観察を行ったりもしました。実際に測定したり観察したりしたことで、放射線が身近にあることを感じ、放射線に興味を持った生徒もいたようでした。

 お忙しい中、貴重な時間をいただきありがとうございました。  

高大産連携プロジェクト報告会(電気3年)

2月9日(土)に電気情報科並びに電気部の生徒が、「高大産連携プロジェクト報告会」に参加してきました。
会場は石巻専修大学です。

「電気情報科1名」と「電気部4名」が、石巻専修大学の佐々木慶文先生にご指導を頂きながら取り組んできた内容を発表してきました。

 

1 Pepperとデジタルマップを活用した地域復興(電気情報科)

 

2 複数台のPepperによるヒューマンインターフェイスの活用

 

今年度も佐々木先生をはじめ、佐々木研究室の学生の皆様からのアドバイスを頂いたことにより、昨年度より前進することができました。心より感謝申し上げます。

高大産連携プロジェクト報告会(土木3年)

2月9日(土)に石巻専修大学を会場にして「高大産連携プロジェクト報告会」が行われました。
これは、本校と石巻専修大学、SoftBankの3者で連携し、地域の教育力で地域を活性化していこうとする取組です。

土木システム科からは「地域貢献班」が、石巻専修大学の機械工学科「髙橋智先生」と2名の学生さんとともに取り組んだ内容を紹介しました。発表者は、チームリーダーの舘山君と阿部君です。

 

大学生側と高校生の打ち合わせの様子

 

発表の様子

今年度で2年目となる取組です。特に今年度は「防災クイズの内容を検討」と「出前授業におけるPepperの活用」について重点的に取り組んできました。

髙橋先生と伊藤さん児玉さん、1年間ご指導いただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

 

社会人講話(化学技術科2年)

2月7日(木)6時間目に、化学技術科2年生対象の社会人講話がありました。
講師は、株式会社NTKセラテックの山内洸平さん(本校化学技術科卒業生)と、佐藤悟さんです。

 

「会社説明」

「社会人になるための心構え」

 

 質問をして私生活の様子なども聞くことができ、今後の高校生活や進路選択の参考になったと思います。
お忙しい中、ありがとうございました。