学科活動報告
土木システム科 丸本組による出前授業
○丸本組の本校土木システム科卒業生による出前授業を、課題研究の時間で、講義並びに技術指導を実施していただいた。そのことで、現在の建設業界の動向と今後の建設技術の展望についてや、最新の工事測量技術について学ぶことができた。
○【実践概要】
第1回 10月19日 開講式・VR体験 第3回 11月2日 3D起工測量
第2回 10月26日 測量体験 第4回 11月9日 測量データ取り
四日間ご指導いただきました。
1.開講式・VR体験
2.測量体験 3.3D起工測量
4.測量データまとめ
【実践効果】
・技術講習会を通して建設業界の現況について理解が深められた。ICT施工について理解が深まった。
・VRによる工事現場の事故体験を経験できて安全管理の重要性を学んだ。
・3D測量技術に触れて,さらなる学習の必要性を実感し,また卒業後の進路に十分活かせる講習となった。
【実践成果】
・現場で実際に行われている計算や,丁張りを測設する段取りなど,実践に即した指導をしていただき技術の向上が図れた。
・作業するとき,無駄な作業を少なくし,VR技術により事故防止や怪我の予防について学ぶことが出来た。
電気情報科1年 施設見学
12月12日(月),みやぎクラフトマン21事業として電気情報科1年33名が,株式会社ユアテック様のご協力をいただき,富谷市にある人財育成センターに伺いました。そこでは施設見学と,日常で起こりうる電気事故の危険性や怖さを疑似体験させていただきました。
私たちの生活に欠くことのできない電気。それを学ぶものとして安全というものの大切さを改めて認識するとともに,今後の学習や進路意識を高める有意義な時間となりました。
電気情報科2年 電気工事施工講習会(交流事業)
11月8日(火),電気情報科の2年生が宮城県電気工事工業組合,石巻電気事業協同組合のご協力をいただき交流事業を実施しました。
午前は石巻電気事業協同組合青年部の方々のご指導のもと,電気工事の施工に関する実技指導を。午後はグループに分かれ,講師の方々の日々の業務内容の紹介を含めたディスカッションを行いました。
生徒たちは第一線で活躍されている電気技術者の方々から直接ご指導をいただけるという貴重な体験に積極的に取り組み,とても充実した時間を過ごしていました。
インターンシップを実施しました(電気情報科2年)
7月26日(火)から27日(水)までの2日間,電気情報科の2年生17名が,管内7つの企業様のご協力を賜り,インターンシップを実施いたしました。
生徒は第一線でご活躍されている方から高度な実践的指導をいただくという,学校の授業では得難い貴重な体験をさせていただきました。この度の経験を,今後の進路選択とその実現に向けて活用させていただきます。ご協力いただきました企業様に改めて感謝申し上げます。
【協力企業】
石巻埠頭サイロ株式会社
一般財団法人東北電気保安協会石巻事業所
一般社団法人イトナブ石巻
株式会社宮城電気サービス
株式会社ユアテック石巻営業所
北上電設工業株式会社
日本製紙石巻テクノ株式会社
電気情報科3年 施設見学
7月8日(金),電気情報科の3年生が,東北電力鳴子発電所の施設見学を行いました。
実際に稼働している水力発電のシステムの大きさや稼働中の音などの迫力に圧倒されながらも,東北電力(株)宮城発電技術センタ-水力電気課の方々の丁寧な説明のもと,日頃の学習の理解を深めることができ,とても貴重な時間を過ごすことができました。
土木システム科 情報化施工現場見学会
○令和3年12月14日 場所 大崎市三本木町
○日本建設機械施工協会東北支部の協力により実施された情報化施工現場見学会に、
土木システム科2年生38名が参加してきました。
○実技には、
ICT建設機械操縦について
自動追尾トータルステーションによる測定ついて
GNSS観測について
ドローン操縦について
の4項目をご指導いただきました。
1.開講式
2.ICT建設機械操縦
3.自動追尾トータルステーションによる測定
4.GNSS観測
5.ドローン操縦
○4班編成で4つの項目をローテーションにて実習を行い、ほぼ全員が操作や測定を体験し、最先端のシステムに触れることが出来ました。
○今後の生徒達の進路選択に十分役立つ現場見学会になりました。
令和3年度 土木システム科 国家資格 2級土木施工管理技士30名合格
令和3年度の国家資格である2級土木施工管理技士(1次検定)合格者は以下の通りです。
・前期試験 受験者 3名 合格者 3名 合格率 100%
・後期試験 受験者 44名 合格者 27名 合格率 61%
○合格者の中には2年生が7名含まれており、早い学年から国家資格取得に意欲的に取り組む生徒が増えています。
○ここ数年、退職による土木技術者の激減により、今後、益々必要とされる国家資格である2級土木施工管理技士の為、今後も資格取得に励ませたいと思います。
工場見学を行いました(化学技術科)
化学技術科1,2年生が工場見学を行いました。
1年生は10月12日(火)に新日本テクノカーボン株式会社へ,2年生は12月3日(金)に ENEOS株式会社仙台製油所へ伺いました。いずれの学年も教室での授業や実習でも見ることのできない実際の現場を拝見し,とてもいい学習ができました。皆さん親切丁寧に対応して下さり無事に見学することができました。対応しくてくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
環境講話を実施しました(化学技術科)
1年生と3年生に環境についての講話をそれぞれ実施致しました。いずれの講話も講演料なくご厚意で実施して頂きました。
1年生は12月16日(木)に本校視聴覚室でSDGs環境出前講話~キリバス編「国がなくなる?~キリバス共和国と地球温暖化~」と題し,キリバス共和国名誉領事館 名誉領事・大使顧問 ケンタロウ・オノ 様を講師に迎え,日本人として初めてキリバス人となったケンタロウ・オノさんが,キリバスの生活や文化,そして地球温暖化,SDGsについて詳しくお話しして頂きました。
3年生は12月17日(金)「地球温暖化防止と自動車技術(次世代自動車とインフラ)」と題して,次世代自動車振興財団センター 次世代自動車部 次長 荻野法一 様を講師に迎え,「次世代自動車(燃料電池自動車,プラグイン・ハイブリッド車,燃料電池車など)」,それらの普及のために必要な「充電・水素インフラ」,さらに最近注目されている「移動する電源」として災害時等での新たな役割などに焦点をあてて詳しくお話しして頂きました。
電気情報科1年 施設見学
12月6日(月),みやぎクラフトマン21事業として電気情報科1年29名が,株式会社ユアテック様のご協力をいただき,富谷市にある人財育成センターに伺いました。そこでは施設見学と,日常で起こりうる電気事故の危険性や怖さを疑似体験させていただきました。
私たちの生活に欠くことのできない電気。それを学ぶものとして安全というものの大切さを改めて認識するとともに,今後の学習や進路意識を高める有意義な時間となりました。
高校生ものづくりコンテスト2021 宮城県大会
測量部門 第3位入賞(土木システム科)
7月22日黒川高校で行われた、ものづくりコンテスト2021宮城県大会測量部門の結果は下記のおとりです。
第3位 石巻工業高等学校
生徒たちは、課題研究や放課後の自主練などを重ね臨んだ大会でした。競技時間オーバーで失格の心配で臨んだのですが、内業の点数が思いのほか伸びて3位の結果でした。この大会の教訓を、今後の進路に活かしていってほしいものです。
課題研究 地域貢献班 活動報告
課題研究 地域貢献班 活動報告
9月10日(金)1~4校時の時間帯に地域貢献班の9名の生徒が,JR陸前山下駅駐輪場の区画柵の塗装作業を行いました。この活動が,地元紙(2社)から取材を受け,掲載されました。(9月13日付け・石巻日日新聞社,9月16日付け・石巻かほく社)
今後は,国土交通省との連携事業を行う予定となっております。
みやぎ県民大学「学校等開放講座」
みやぎ県民大学「学校等開放講座」地域の実験室「化学の世界」を実施いたしました。
6/12(土),19(土),26(土)の3日間で合計9時間,受講として小中学生20名が参加しました。
3日間の学習内容は次のとおりでした。
1日目は素材に関する化学実験 七宝焼き
2日目は環境に関する化学実験 電子顕微鏡と水の分析
3日目は日用品に関する化学実験 香りと色
エクステリアガーデンフェスタ東北2021で最優秀賞を受賞(建築科)
エクステリアガーデンフェスタ東北2021
(募集期間2021年2月1日(月)~4月10日(土))
募集作品のテーマ「将来、暮らしたいお庭の自由なデザイン」に出展
建築科3年 熊谷 虹汰の作品が最優秀賞(第一位)を受賞
いたしました。審査結果,審査員講評を掲載いたします。
《最優秀賞》1作品
宮城県石巻工業高等学校 熊谷 虹汰さん
【審査員講評】
この作品が受賞に至った設計上のポイントは『やさしさと暖かさ』です。
家族の楽しみをそれぞれに考えてプランされており,ふんだんに植栽を取り入れ木陰を作り,パーゴラ,シェッド,テラスなど様々な見せ場が作られています。
また,子供達がスポーツを楽しめる様,広い空間も配慮されており,シンプルな中にもお家時間を充分に楽しめる様な素直なデザインです。
授賞式の様子(宮城県石巻工業高等学校校長室)
本来は5月29日(土)~30日(日)に夢メッセみやぎにて表彰式が開催予定でしたが,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となり,本校校長室での授賞式となりました。
左から畠山建築科科長、佐々木教頭、熊谷君、渡邊校長
課題研究発表会(建築科3年生)
1月20日(水)の5~6時間目に建築科3学年による課題研究発表会が行われました。
1年間の成果を発表しました。
① 自由設計班
自分たちで設計プランを考え、みやぎ建築未来賞等のコンペに応募しました。
② 模型製作班
実在する建築物をCADを使用し図面におこし、模型を製作しました。
③ 木工・工芸班
木材を使用し、テーブル・ミニ障子・組子等の製作をしました。
④ 技能班
大工技能の技術を学びながら、本棚を製作し、石巻市ささえあいセンターへ寄贈しました。
また、セカンドルームを設計し、作成しました。
課題研究発表会(化学技術科3年)
1月20日(水)5.6時間目に課題研究発表会(化学技術科3年)が行われました。
今年度は、休校などで例年よりも授業時間が少ない中での研究でしたが、グループごとに興味関心を持ったテーマについて試行錯誤し、無事に発表会を迎えることができました。
1.「ペニシリンを作ろう」
2.「美味しく、簡単に作れるチーズ 僅か20分!」
3.「レンガ作り」
4.「~洗剤~洗剤の潜在能力について~」
5.「どかんと一発!~線香花火を作る~」
6.「消臭剤の作成・検証実験」
7.「髪の毛について」
1年間の成果、経験および学んだことを、卒業後の生活に役立てていきたいと思います。
株式会社東北イノアック様より寄贈いただく(建築科)
株式会社東北イノアック 管理部総務課総務係長 佐々木 詔之様が来校し、同社社員である本校建築科卒業生がデザインに関わった食器用スポンジを、3年生(250名分)に寄贈していただきました。(令和2年2月18日)
ありがとうございました。
(写真右の方が佐々木詔之様、左が遠藤俊樹本校教頭)
第一回高校生インテリアデザインコンクール審査結果発表!(建築科)
星槎道都大学主催で行われた高校生インテリアデザインコンクールにおいて、以下のような結果をおさめました。
課題名「1つのテーブルから始まるデザイン」
佳作 作品名「NuMber.00」 宮城県石巻工業高等学校建築科1年 岡島政幸
放射線教室(化学技術科1年)
令和元年度 放射線教室が2月13日(木)化学技術科1年生を対象に開催されました。
講師には、尚絅学院大学総合人間科学系 理工・自然部門 人文社会学群 人文社会学類 教授 齊藤 敬 先生をお招きし、一般財団法人日本原子力文化財団の池田さんご協力のもと放射線についての講義や霧箱の実験、放射線測定などの実習を行いました。
お忙しい中、ご講義いただきありがとうございました。
活動状況(建築科)
令和2年から建築士試験の受験要件が変わり、新しい建築士制度がスタートします。
本校卒業年度に2級建築士の受験が可能になりました。
課題研究自由設計班では『みやぎ建築未来賞』(競技設計)に参加し、今年、第25回大会記念に制定された県内の建築士によるインターネット投票で、建築科三年生の水口璃音が第一位に選出されました。このほかに、全国高校生製図コンクールにおいて、全国の第3位(銅賞)に建築科二年保原愛奈が選ばれました(宮城県初)。他にも入賞者に4名が入るなど好成績を上げました。
高校生プロダクトデザインコンテスト宮城(椅子のデザイン)では、建築科一年岡島政幸が優秀賞に選ばれました。課外活動としての「女川町竹浦北地区高台移転まちづくり」の取り組みでは、生徒たちが設計した集会所と移転後に建てられたダイバーの方々のレストハウスに手作りの椅子を寄贈するなど地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。他にも高齢者のお宅の手すり取り付けのボランティア活動など、建築科ではこれからもさまざまな活動を通じて実践力のある建築技術者の育成に向け教育活動に取り組んでまいります。活動状況を掲載しましたのでご覧下さい。
●第25回みやぎ建築未来賞受賞
テーマ「住宅&自然」WARP
県内建築士の方々によるインターネット投票で第1位に選ばれました(25周年特別賞)
●全国高校生製図コンクール 第3位(銅賞)受賞
テーマ「団らん」 受賞設計図面
●高校生プロダクトデザインコンテスト 「優秀賞」受賞
●被災した女川町竹浦北地区の皆さんにベンチを寄贈
●インターンシップ(企業実習)の様子・・・ヒノケン(株)様、シンコール(株)様
●小学生への出前授業・・・本校生徒が先生役になって木工
●パース着色指導(建築科1年生)
令和元年12月17日 建築科1年生(40名)を対象に外部の方にきていただいて、パース(外観図)の着色指導をしていただきました。例年開催されており、本年度も無事に開催することができました。生徒達も積極的に参加し、真剣に取り組んでいました。
建築科3年生 課題研究発表会
1月22日(木)の5~6時間目に建築科3学年による課題研究発表会が行われました。1年間の成果を、マイスターの方々や先生方、後輩たちの前で発表しました。
①自由設計班
自分たちで設計プランを考え、みやぎ建築未来賞等のコンペに応募しました。
②模型製作班
実在する建築物をCADを使用し図面におこし、模型を製作しました。
③木工・工芸班
木材を使用し、滑り台・テーブル・ミニ障子等の製作をしました。
④技能班
大工技能の技術を学びながら、実際に倉庫を作成しました。