学科活動報告
キリバス環境出前講話(化学技術科1年)
1月10日(金)に化学技術科1年生を対象として,キリバス環境出前講話を実施しました。
講師のケンタロ・オノさん(仙台生まれ,キリバス共和国に留学・帰化,日系キリバス人1世,キリバス共和国名誉領事館名誉領事・大使顧問)から,キリバス共和国の人々の暮らしや,地球温暖化・廃プラスチックゴミ・フードロスなどについて詳しく説明をしていただきました。また,工業高校生や若者に対する期待を力説されていたのが印象的でした。私たちも,環境問題を人ごとととらえず,身近なところから改善する努力をしていきたいものだと思いました。
ケンタロ・オノさん、お忙しい中ありがとうございました。
現場見学会(土木システム科1年)
今年も12月3日に、本校の土木システム科1年生を対象に、宮城県建設業協会石巻支部青年会主催による現場見学会が、大郷町のコマツIoTセンタ 東北において実施されました。
見学先では、建設機械の基礎・クイズや機械操作のデモンストレーション、ドローン見学の後に建設機械実機見学をさせていただきました。その後、建設業協会石巻支部青年会の皆様との意見交換会を実施していただき、建設業に対しての疑問や就職に対する不安など、協会の皆様にアドバイスを頂き、今後の進路選択に活かしていける機会となりました。
今回お世話になりました、コマツカスタマーサポート(株)の平本様と小川様、また、石巻支部青年会の皆様に深く感謝申し上げます。
電気工事施工講習会(電気情報科2年)
12月10日 宮城県電気工事工業組合青年部,石巻電気事業協同組合青年部の皆様のご指導のもと,電気情報科2年生35名に対して電気工事の施工に関する実技指導をしていただきました。第一線で活躍されている電気技術者の方々からの熱い指導に,生徒達は興味津々で真剣に取り組んでいました。
【作業の様子】
【フルハーネス装着体験】
【完成後の点灯試験】
【以下は参加した生徒の感想です。】
○ 壁の裏側には技術者のプライドと熱意が詰まっていると感じた。私も一つ一つのことにプライドと熱意を持って取り組みたいと思った。
○ 普段は机上での作業しか行ったことがなかったが、実際に施工される作業を体験してみるととても難しく,やりがいがあると感じた。
○ 分からないところは完璧な解答を教えて下さるのでためになった。
○ 現場で働いている皆さんに普段疑問に思っていたところや難しいところ,本当の現場ではどうなっているかなど詳しく教えていただき,とても充実した時間を過ごせた。
○ 普段使用できない電動工具を使わせていただき、新鮮な体験が出来た。
○ 実際に現場で働いている方と一緒に,実際に家庭で使用されている器具を用いて施工するのは新鮮で楽しかった。
生徒達はとても貴重を経験することが出来ました。宮城県電気工事工業組合青年部,石巻電気事業協同組合青年部の皆様ご指導ありがとうございました。
寄贈御礼(建築科)
宮城県スポーツ協会 理事長
宮城県国際化協会 理事長 伊藤 和彦 氏 (元・宮城県震災復興企画部部長)
伊藤氏より新建築学大系(彰国社刊)全50巻を本校建築科に寄贈していただきました。
今後、生徒はもとより教員も授業等で有効に使わせていただきます。ありがとうございました。
ここにご紹介をして御礼に代えさせていただきます。
石巻工業高等学校 校長 今野 好彦
建築科科長 畠山 弘幸
贈呈式 令和元年8月22日(木) 於:石巻工業高等学校校長室
(写真左が伊藤氏、中央が今野校長先生、右が畠山建築科長)
現場見学会(土木システム科2年)
9月17日、昨年度から石巻市市街地復興工事調整会議の皆様のご協力により実施された現場見学会に、土木システム科2年生が参加してきました。
見学先は、都市計画道路・渡波稲井線で、トンネルと橋梁工事を見学しました。トンネルでは坑内の切羽の直前まで入らせて頂き、コンクリートの吹きつけ作業を、間近で拝見させて頂きました。迫力ある光景でした。
次の見学先は、稲井地区の橋梁工事を見学させて頂きました。橋梁の下から、橋脚や基礎杭の特徴と、主桁・床板の施工技術について説明を受けました。
生徒達は、数年後には自分達もこのような現場に立つことになるんだとの思いを持った見学会でした。