学科活動報告

学科活動報告

現場見学(電気1年)

12月10日(月),電気情報科1年生が富谷市にあるユアテック人財育成センターへ見学に行ってきました。
そこではセンター内の施設見学をはじめ,日常に潜む電気に関する危険体験をさせていただきました。

 

 

電気は私たちの生活に必要なものですが,改めて安全に使用するにはどうしたらよいかを考え,電気を学ぶ意欲を高めることができた充実した時間となりました。

ご協力いただいた関係者の皆様に対して御礼を申し上げます。

現場見学(土木1年)

12月10日(月)に土木システム科1年生を対象とした現場見学会が行われました。これはICTを活用した新たな建設技術と建設産業の魅力を知るために実施されたものです。見学場所は「コマツIoTセンタ 東北(大郷町)」です。

(当日のカリキュラム)
1 映像「KOMATSU - TODAY」の鑑賞
2 建設機械の基礎
3 映像「3DAYS CHALLENGE」の観賞
4 デモンストレーション
5 ドローン
6 建設機械の実機見学

高校生は、現場全体をICTで結んでいくことで生産性を大幅に向上させるために、様々な工夫や、多くの技術が活用されていることを学ぶことができました。

 

(当日の様子)
 

  

 

その後、建設業協会石巻支部青年会の皆さんとの意見交換会が行われました。生徒たちは日頃から感じている質問などを建設業の若手技術者に対してぶつけていました。高校生にとって大変学ぶべきことの多い見学会となりました。

  

 

 

今回の現場見学会は、「宮城県建設業協会石巻支部 青年会」の多大なご協力により毎年実施されています。今年度も、大変有意義な見学会となりました。

ご協力頂きました「コマツIoTセンタ 東北」の皆様方、そして、「宮城県建設業協会石巻支部 青年会」をはじめとした支部の皆様方に厚く御礼を申し上げます。

矢本二中への出前授業(土木3年)②

本日は先々週に引き続き、矢本二中の1年3組と4組の生徒の皆さんに、本校土木システム科「地域貢献班」の高校生が出前授業を行いました。前回、出前授業をやってみて不十分なことやわかりづらかったことを改善して臨んだので、高校生は前回よりもうまく伝えることができました。

テレビ局も取材にきてくれました。

一人でも多くの中学生が、防災意識を高めてくれるとうれしいと思います。
矢本二中の皆様方、ご協力ありがとうございました。

住吉中への出前授業(土木3年)

11月15日(木)に、土木システム科「地域貢献班10名」が住吉中学校への出前授業を行いました。住吉中学校には今年度で4回目となります。住吉中学校の生徒に対して、毎年違ったアプローチで防災について考えてもらっています。
今年度の特徴は、先週の矢本二中の出前授業と同様、中学生が考える防災に必要なことをPepperに話させる取組です。


地域の現状を踏まえ、災害時に自分自身がどのように行動する必要があるかについて考えることができました。
住吉中学校の関係者の皆さん、ありがとうございました。

貞山小へのものづくり体験教室(機械3年)

11月8日に機械科の課題研究の授業において、石巻市立貞山小学校5学年生を対象に「ものづくり体験教室」の2回目が行われました。なお、前回は貞山小学校を会場にキーホルダーの型を製作しました。

今回は出来上がった型に溶かした金属を流し入れて(鋳造)、キーホルダーを製作しました。鋳造の作業は、機械科の3年生が担当しました。

小学生のみなさんは、型から取りだした金属をやすりを使用して、丁寧に磨いてキーホルダーに仕上げていきました。みなさん上手に作っていました。

ご協力頂きました皆様方ありがとうございました。

大林組東北林友会による出前授業(土木1年)

11月12日(月)に本校を会場とした出前授業が開催されました。
建設現場で行われている作業の、「鉄筋組立」や「型枠設置」、「コンクリート打設」を実演して頂きました。協力して頂きました企業は以下の「大林組東北林友会」に所属する企業の皆様になります。

1 松居組
2 大徳建業
3 サンエーテック

説明の際には、本校建築科を卒業した大林組の「佐藤さん」から丁寧に説明をして頂きました。

生徒たちは、作業をする皆様の手際の良さや、正確な作業に驚くとともに、事故がない現場とするために常に細心の注意を払っていることを学ぶことが出来ました。

大林組東北林友会の皆様方、ご指導頂きありがとうございました。

 

矢本二中への出前授業(土木3年)

11月8日に土木システム科の科目「課題研究」で、矢本二中第1学年を対象にした出前授業を行いました。
内容は防災に関する出前授業です。また、石巻専修大学の髙橋先生と、その研究室に所属する「伊藤さん(4年)」と「児玉さん(4年)」も一緒に参加してもらいました。

今回の出前授業の内容は大きく二つです。
①地域の地理的特徴を調べること。
②災害が発生したときにどのように行動するかを論理的に考える。

論理的に考える際に、自分の考えをプログラミングしてみます。そして、プログラミングした内容をPepperに話をさせて、クラス全員に紹介するものです。

 

校長室でご挨拶

中学生に高校生が自己紹介

授業開始
①地域の地理的特徴に関する授業


②iPadで分析

③Pepperによる説明

④Robo Blocksによるプログラミング

矢本二中の1年生の皆さんは真剣に高校生の話を聞いてくれました。防災に関する意識も高まったように思います。
この出前授業は11月22日に1学年の残り2クラスでも実施します。

ご協力頂きました皆様方ありがとうございました。

工場見学(化学技術科2年)

10月31日(水)、化学技術科2年の工場見学が行われました。

<ソニーストレージメディアマニュファクチャリング(株)>

 磁気テープやBlu-rayDiscの製造工程を見学しました。SONY製品のBlu-rayDiscで日本製と書いてあるのは、見学した多賀城で製造されている商品だそうです。

<東北緑化環境保全(株)環境分析センター>

土壌や海産物、農産物などの環境資料の放射性核種測定ができる放射能測定装置や、高速液体クロマトグラフ、X線マクロアナライザーなどの分析装置など、たくさんの装置を見学しました。日頃使っている実験器具や装置もあり、興味をもって見学することが出来ました。

 

お仕事でお忙しい中、見学をさせていただきありがとうございました。

現場見学(土木2年)

10月15日(月)に「石巻市市街地復興工事調整会議」の主催による現場見学会が行われました。まずはじめに、石巻地域の防災計画について、石巻市の「大元 守(建設技術管理監)」様より説明をして頂きました。その後、石井閘門(こうもん)に移動して、実際に施設を見学しました。


1 教室での説明

 

2 現場見学(石井閘門)

石巻地域で求められていることと、自分たちが学ぶ土木技術がどのように関わっているのかについて、より具体的に学ぶことが出来ました。

石巻市や国土交通省北上川下流河川事務所など、関係頂いた皆様に感謝申し上げます。

キリバス環境出前講座(化学技術科1年)

 10月9日(火)3.4時間目、化学技術科1年生を対象に、キリバス環境出前講座が行われました。
地球環境に関する講話を聞くことにより、現代社会の課題を認識し、科学技術や工業の功罪とこれからの人間の生活のあり方について考えようという目的です。

演題「国がなくなる?!~キリバス共和国と地球温暖化」
講師 ケンタロ・オノ氏(キリバス共和国名誉領事館 名誉領事・大使顧問)

 オノ氏の留学きっかけ話から、キリバスの歴史・文化、キリバスと日本の関係について教えていただき、太平洋に浮かぶキリバス共和国の地球温暖化問題について学びました。
 本学科には、キリバス出身の生徒がおり、その生徒に対する理解を深めるとともに、国際社会の中で私たちが果たすべき役割も考える機会になったと思います。

交流学習会(土木3年)

 月に一回程度実施している、土木システム科3年「地域貢献班」と石巻専修大学「高橋 智研究室」の学生2名による交流学習会が、9月20日(木)の課題研究の時間に行われました。

 今回のテーマは、11月に実施を予定している「中学校への防災に関する出前授業」の進め方について、ディスカッションを行いました。出前授業では、どのような進め方をすれば中学生の理解が深まるのか、そして、そのためにはPepperをどのように活用していけばよいのか、等といった内容を話し合いました。

 

 

 

インターンシップ報告会(土木2年)

 9月19日(水)、夏休み中に実施されたインターンシップ(土木システム科)の報告会を、ご協力いただいた企業の方々を本校にお招きして実施しました。
 はじめに、建設業協会石巻支部を代表して「土木委員会副委員長 田中寛史様(田中建設 代表取締役)」よりご挨拶を頂きました。

その後、会社ごとに報告を行いました。高校生は、各企業において体験したことや学んだこと、感じたことなどを報告しました。

その後、実際にご指導を頂いた企業の皆様方から講評をいただきました。

今年度は、行事の関係で2日間という日程でした。しかし、中身の濃い充実した体験学習になりました。生徒のアンケート結果からも満足度が高かったです。

宮城県建設業協会石巻支部並びに宮城県測量設計業協会石巻支部の皆様方、ご協力ありがとうございました。

 

貞山小との防災まちあるき(土木3年)

9月7日(木)に貞山小学校第6学年の児童と本校土木システム科「地域貢献班10名」の高校生が,貞山小学校周辺の「防災まちあるき」を行いました。この取組は今年度で3回目で,小学生と高校生が一緒に貞山小学校の学区を歩きながら,地域の防災施設や災害時に危険と思われる場所を調べていくものです。

この「防災まちあるき」は、まちの中にある危険な場所を探すことに加え、その地点に関する標高や地理的特徴を、iPadを活用しながら確認していくものです。児童はiPadでAR機能も体験しながら、標高等について高校生と一緒に確認しました。


今回は「みらいサポート石巻」の皆さんや,「語り部」の方と一緒に地域をまわらせていただきました。様々なお話を聞くこともできました。この体験を通じて,高校生はあらためて,自分たちが住んでいる身近な地域について見つめなおすことができました。

貞山小学校の皆様をはじめ,一緒にまわって頂いた皆様方、ありがとうございました。

インターンシップ(建築科2年)

建築科の2年生が夏休み8/20~8/22の期間を利用して,インターンシップに参加しました。石巻市内の企業9社,それぞれの職種で実習を行ってきました。

ご協力いただいた企業の皆様方、ありがとうございました。

インターンシップ(土木システム科2年)

 平成30年7月26日(木)から27日(金)の2日間、宮城県建設業協会石巻支部並びに、宮城県測量設計業協会石巻支部に所属する企業の皆様のご協力により、土木システム科2年生に対してインターンシップを実施していただきました。土木を学ぶ高校生が、実際の建設現場において様々な方々のお話をうかがったり、体験させていただく中で、土木の意義や役割などをあらためて考えていくことができました。
 ご協力いただいた企業の皆様方、ありがとうございました。


遠藤興業株式会社、株式会社木村土建、久我建設株式会社、株式会社瀬崎組、総武建設株式会社、株式会社武山興業、田中建設株式会社、津田海運株式会社、丸本組株式会社、株式会社山内組、若生工業株式会社、株式会社西條設計コンサルタント、株式会社佐藤土木測量設計事務所、株式会社千葉測量技研、東北都市整備株式会社、日野測量設計株式会社

インターンシップ(機械科2年)

平成30年7月26日(木)~27日(金)の2日間、機械科2年生を対象とした「インターンシップ」を、石巻管内をはじめ34社の企業様のご協力により実施することができました。ご協力いただいた企業様は以下のとおりになります。
ご指導いただきました企業の皆様方、ありがとうございました。

有限会社山内自動車,株式会社ホンダプラザ石巻,宮城トヨタ自動車株式会社 石巻店,株式会社TK自動車,宮城ヤンマー株式会社,セイホク株式会社 石巻工場,南光運輸株式会社,株式会社宮富士工業,株式会社阿部直商店,株式会社堀尾製作所,東和工業株式会社,東北電子工業株式会社,宏和機工株式会社,河北ライティングソリューションズ株式会社,日本製紙石巻テクノ株式会社,重吉興業株式会社,石巻埠頭サイロ株式会社,東北三吉工業株式会,石巻合板株式会社,株式会社ヤマニシ、株式会社阿部製缶鉄工、株式会社宮城プラントサービス,株式会社ナカトガワ技研,JA全農北日本くみあい飼料株式会社,イエローハット石巻店,いしのまき農業協同組合,沼倉オート株式会社,カイリク株式会社,宮城ノーミ株式会社,アルプス電気株式会社 涌谷工場,株式会社山大,株式会社石巻精機製作所,株式会社みなとモーター(順不同)


企業での生徒の活動の様子

1 株式会社宮城プラントサービス
株式会社宮城プラントサービス


2 協和鉄工株式会社
協和鉄工株式会社

 

3 石巻埠頭サイロ株式会社
石巻埠頭サイロ株式会社

 

4 東和工業株式会社
東和工業株式会社

 

 

 

授業紹介(電気E3)

電気情報科3年生の電気実習の内容を紹介します。
今回は「交流電圧と絶縁破壊試験」の実習で、本日は、「標準球ギャップによる高電圧の測定方法」を学んでいます。

画像中央の二つの鉄棒の間に、「かなり強い電気(2万ボルト以上!!)」が加わります。

いよいよ電気を流します。ちなみに、完全に隔離された空間で計測するため安全です。

電気が流れています(見えますか?)

iPadでその様子を撮影します。

作業終了後に、今回の結果をレポートにまとめます。

 

電気の様々な特性を学びます。このような実習を通しながら、私たちの社会で欠かすことが出来ない電気の技術者としての基礎を身につけていきます。

授業紹介(機械M3A、M3B)

機械科3年生の機械実習「ロボット制御」になります。

画面右側にある白い機械がロボットアームになります。物体を取り出したり、移動したりします。この機械をコントロールしていきます。

 

ロボットの動きを、プログラミングの内容から確認しています。

 

ここで一連の流れを説明します。すべて、オートメーション(自動)化されて動くようにプログラミングされています。
(1)ロボットアームが黄色の物体をつかみ、色を読み取る機械まで物体を移動します。

(2)色を読み取る機械を「カラーワークセンター」といいます。画像の黄色の物体の下にある黒い部分が読み取り装置です。

(3)その後、ロボットアームが黄色い物体をコンベアに移動させます。黄色い物体はコンベアで流れていきます。

(4)機械は黄色が流れてきたことを判断します。そこで、黄色い滑り台の隣りのランプが点灯します。黄色い物体は黄色い滑り台を流れていきます。

(5)青い物体がコンベアを流れてくると、青いランプが点灯し、青い物体は青い滑り台を流れていきます。

シーケンサという制御専用のコンピュータです。すべての流れを制御(調整)している機械です。

これまでに授業で学んできた内容の要素が総合的に取り入れられています。実際の工場のミニチュアバージョンです。

出前授業(土木1年)

7月13日(金)に土木システム科1年生を対象に, 国土交通省北上川下流河川事務所および宮城県建設業協会石巻支部の「地域の担い手育成企画」として講義をして頂きました。
タイトルは「川村孫兵衛重吉翁の偉業、北上川の河川改修の歴史、東日本大震災からの復旧・復興」です。

石巻地域は北上川の下流地域に位置します。その河川改修工事に力をつくした 「川村孫兵衛」の改修や平成に至るまでの北上川河川改修事業の概要について説明をして頂きました。いまの石巻があるのは,このような先人たちの活躍があるということを理解するとともに,自分たちが学ぶ土木技術は地域にどのように役立っていくのかについて,あらためて考えを深めることになりました。

 

先日の中国地方などの豪雨災害などの話もして頂きました。ダムの計画高水位以上の降雨により大きな災害被害が発生した状況について説明して頂きました。この話は自分たちの住んでいる地域にも大きく関わる話でもあり、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。


東北地方整備局北上川下流河川事務所長の高橋政則様 をはじめ,関係する皆様方ありがとうございました。

交流学習会(土木3年)

7月12日(木)に石巻専修大学の高橋智先生と学生さん2名をお招きして交流学習会を行いました。

昨年度から、土木システム科「地域貢献班」では、高橋智先生にアドバイスを頂きながら石巻地域に関する「防災クイズ」アプリを作成しています。昨年度は、その防災クイズをPepperに話をさせ,地域の人たちに気軽に防災について考えてもらえるようにしました。
本年度はそのバージョンアップを図るため、改善点や内容の精選などの作業を行いました。

昨年度の防災クイズを試しています。

 

高校生と大学生が共同でアイディアを出し合います。

 

まとめ(高橋先生からのアドバイス)

今後,さらに改良を加えていきたいと思います。また,石巻専修大学の学生さんと共同で開発したこの防災クイズ(アプリ)を,出前授業や地域でのイベントにおいて試してもらいたいと思っています。

石巻専修大学の高橋先生と学生のみなさん,ありがとうございました。

授業紹介(電気E3)

電気実習(3年生)の授業紹介をします。直流電気動力計による三相誘導電動機負荷試験です。
ここでは、機械的な方法を使い、交流電力を直流電力に変換します。つまり、運動エネルギーから電気エネルギーに変換し、そのときの回転トルクと回転数から電動機の出力を算出します。

 

実験開始です。電流を流してみます。

 

測定してみます。

結果を記入し、電動機にどのような特性があるのかを検討します。

 レポートにまとめています。

授業紹介(美術3年)

本校では芸術教科「音楽・美術・書道」の中かから選択して授業を受けます。今回は「美術」の授業の一部を紹介します。

「アルミホイル玉」の製作の様子です。
アルミホイルを丸め、形を整えながら固くしていき、それを成形していきます。

 

ハンマーでたたいています。

 

その後、紙やすりをかけていきます。

 

完成までもう少しです。

授業紹介(機械M3A、M3B)

機械科3年生の機械実習「FMS実習」になります。

3つのアルミ材があります。画像の一番左側にある物から、一番右側の物(画像の指をさせているものです)に切削します。

その際、上部を八角形に削り、面の部分に模様をつけます。
その削る部分を座標で表しています。

作成した図柄を座標化しています。

 

図面の問題点について話し合っています。

座標化したものが出来上がったら、次はNCプログラム作成の作業になります。

インターンシップ打ち合わせ会(土木2年)

7月26日(木)から27日(金)の2日間にかけて土木システム科2年生を対象にしたインターンシップが行われます。この行事は、宮城県建設業協会石巻支部および宮城県測量設計業協会石巻支部のご協力により行われるものです。例年,3日間での開催ですが今年度は2日間です。土木システム科では,中学校時代に生徒が体験してきた職場体験実習の意味合いよりも,土木の業種を理解することに重点を置いています。
そのインターンシップの対象企業と当該生徒の打ち合わせが本校視聴覚室および大会議室で行われました。まずは、企業の方々への説明を行います。

その後、高校生も交えて打ち合わせを行います。
企業の担当者の方々からは「実習場所」や「持参物」,「実習内容」などについて丁寧に説明して頂きました。生徒もメモを取りながら真剣に聞き入っていました。

 

 

石巻管内の建設業や測量設計業には本校OB・OGが多数活躍しています。土木の仕事を通して様々な体験をしてきたもらいたいと思います。
企業のみなさん,ご来校いただきありがとうございました。当日もよろしくお願いします。

授業紹介(電気E3)

電気情報科3年生の電気実習の様子を紹介します。

レゴマインドストームEV3を用いた組込システムによる「ロボット制御」の実習です。
・・・なお、「レゴマインドストームEV3」とはレゴ マインドストームシリーズの3代目のロボット作成キットで、「マサチューセッツ工科大学」と「レゴ社」が共同開発した、教育用ロボットキットです。
この「レゴマインドストームEV3」をコントロールして操作を行います。そのためのプログラムをうちこみます。

生徒の机上にあるロボットが「レゴマインドストームEV3」です。これを人間が思うように動かすためのプログラムを作成しています。

 

プログラミングが終わると、「レゴマインドストームEV3」をコース上で動かします。

画像の左上にあるLEDがコースの色をよみとっています。

ロボットは人間がコントロールしなければ動きません。そのために、プログラムという命令文を作成し、それをコンピュータに伝えます。この技術は社会の様々な現場で応用されています。
電気情報科では、このようなプログラミング教育も積極的に取り組んでいます。

ICTの活用(社会科)

本校の先生方はICT(情報通信技術)を活用した授業を積極的に行っています。そこで、各教科・科目の授業内の活用方法について紹介していきます。

今回の授業は、科目「現代社会(2学年)」の様子です。ちなみに、生徒は機械科になります。

プロジェクターとノートパソコンを教室に持ち込みます。2つとも一人で持ち運びができます。
教室の黒板に直接投影しています。

旧一万円札の実物と、紙幣の聖徳太子部分が拡大された聖徳太子

 

関連する動画を流します。

動画や静止画がたくさん活用される授業なので生徒の興味・関心も高まります。

普通教科や教科「工業」では、このようなスクリーンやプロジェクタなどのICTを使った授業が行われています。
今後も紹介していきたいと思います。

山下中への体験学習会(土木3年)

7月5日(木)の午後から、本校の隣りの敷地にある「山下中学校」の1学年78名を対象にした体験学習会を行いました。授業をしたのは本校土木システム科3年生のうち「地域貢献班」に所属する10名です。
今回の内容は、例年の学習内容に加えて、学習会で中学生が学んだ防災について、Pepperに表現させます。

1 開講式(校長先生からの挨拶)

2 標高について学ぶ中学生

3 実際にプログラミングをしてみよう

 

4 閉講式

今回は、中学生の防災に関する理解を深めるために、防災で理解したことを表現する項目を入れてみました。自分たちが考えたことを表現するのは、なかなか難しいようです。山下中学校の皆さん、ありがとうございました。

また、今後も出前授業を実施していく予定です。

工場見学(機械3年)

平成30年7月4日(水)に機械科3年生が2つのコースに分かれ工場見学を行いました。
いずれの企業も多くの石工の先輩方が働いており,自分の進路を考えるうえでよい刺激となりました。コースは下記のとおりになります。

<Aコース>
セイホク株式会社
プライムアースEVエナジー株式会社

<Bコース>
富国工業株式会社 石巻工場
日進工具株式会社

 

ご協力いただいた企業様ありがとうございました。

授業紹介(電気E3)

電気情報科3年生の電気実習の様子です。
ここでは、「Arduino IDEを使用したプログラム」に関する実習です。

 下の2つの画像ですが、LEDランプがついています。そのLEDが、上の画像は「点灯」しており、下の画像は「消灯」しています。

 

 この点灯・消灯をプログラムで制御するための実習になります。

 

授業紹介(機械M3A、M3B)

機械科3年生の機械実習「スチームエンジンの製作」に関する授業の紹介を行います。

今回、作成するスチームエンジンは、別名「首振りエンジン」や「オシレーチングエンジン」とも呼ばれているものです。かつては、船舶などに使用されたものです。
この部品を各種工作機械で製作していきます。1年生や2年生までの実習とは異なり、作業の難易度も高い作業になります。

  

完成したスチームエンジンになります。かなり精密なものを製作しています。

 

「化学の世界2018」(化学技術科開放講座)

化学技術科では,6月16日,23日,30日の3日間、みやぎ県民大学高等学校開放講座「化学の世界」を実施しました。小・中学生とその保護者の方23名が本校に来校し,化学の実験やものづくりを楽しく学びました。
また,補助員として天文物理部の部員に手伝ってもらいました。

講座の内容は次の通りです。

1日目「開講式」その後校内を見学しながら化学技術科へ移動

 「個性豊かな材料たち」セラミックやプラスチックをつくりました。

 

2日目「ミクロの世界をみてみよう」電子顕微鏡・実体顕微鏡による観察をしました。
「環境をはかるには」炎色反応の実験や,分析装置の操作をしました。

 

 3日目「においと色の化学」染料の合成と染色,香りの合成実験をしました。

 「閉講式」(修了証・参加証授与)

 今後も化学技術科では,化学の魅力や楽しさを伝える行事を企画していきたいと考えています。

工場見学(化学3年)

6月25日(月)に工場見学に行ってきました。

1社目は、大崎市三本木にある「YKK AP株式会社 東北製造所」です。
アルミ製造ラインを中心に、製品とモノづくりに最適な材料、あらゆる構成部材、製造設備まで開発・生産している様子を見学させて頂きました。

2社目は、遠田郡涌谷町にある「アルプス電気株式会社 涌谷工場」です。
メッキ工程を中心に、スイッチ、車載用センサーなどの製造ラインを見学させて頂きました。

いずれの会社でも熱心に興味深く見学し、積極的に質問もすることができました。
今後の進路選択の参考になったと思います。

ありがとうございました。

ICT建設施工実習(2)(土木C2)

6月26日(火)から27日(水)にかけて行われた出前授業の紹介(つづき)になります。生徒は情報技術を活用した様々な建設施工実習を体験させて頂きました。

(1)3次元レーザースキャナ
地形を立体的に表現(印刷)するための機械です。かなり詳細に図面化することができます。

ICT建設施工実習2(土木C2)

 

(2)自動追尾TS(トータルステーション)、GNSSローバー
目標物を自動的に探し出す測量器械です。

ICT建設施工実習2(土木C2)ICT建設施工実習2(土木C2)

現在の位置を衛生から受信する機械を実演していただきました。

ICT建設施工実習2(土木C2)ICT建設施工実習2(土木C2)

 

(3)ICTバックホー
建設機械を使い地面を掘る際に、掘削高さなどを教えてくれます。

ICT建設施工実習2(土木C2)ICT建設施工実習2(土木C2)

女子生徒も体験しました。

ICT建設施工実習2(土木C2)

 

(4)建設VR(ヴァーチャルリアリティ)
実際の場所を再現するものです。橋の上などでの作業を疑似体験しています。

ICT建設施工実習2(土木C2)ICT建設施工実習2(土木C2)

ICT建設施工実習2(土木C2)

貴重な体験をさせて頂き、生徒は大変学ぶことが多い学習会になりました。このような体験学習会を今後とも積極的に取り入れていきたいと思います。
最後に、日本建設機械施工協会東北支部の皆様方ありがとうございました。

ICT建設施工実習(1)(土木C2)

6月26日(火)から27日(水)にかけて、「日本建設機械施工協会 東北支部」様より、ICT(情報通信技術)を活用した建設施工に関する出前授業を行って頂きました。
対象は本校土木システム科2年生40名になります。

1日目は講義になります。建設現場においてICTを活用してどのような工事が行われているのかを丁寧に説明して頂きました。

ICT建設施工実習(1)(土木C2)ICT建設施工実習(1)(土木C2)

2時間に渡り、建設現場で工事をする際に、精度を高めるために行われているICTを活用した最先端の技術を紹介していただきました。生徒は興味深く話を聞いていました。

次回は、この出前授業の実習風景を紹介いたします。

授業紹介(土木C3)

土木システム科3年生の地域貢献班(課題研究)の活動内容を紹介します。

来月に本校の隣りの敷地にある「山下中学校の第1学年」の生徒たちが本校に来校します。そこで、本校の土木システム科3年生の地域貢献班の生徒が防災に関する出前授業を行います。現在は、その準備作業を行っています。

自分たちが日頃学んでいる土木の知識を活用しながら、どのように中学生に話をしていくのかについて真剣似考えています。

授業紹介(土木C3)授業紹介(土木C3)

地域の災害に対する課題をデジタルマップから分析しています。

授業紹介(土木C3)

授業の進め方について仲間と話し合いをしています。

授業紹介(土木C3)

少しでも地域の人たちの防災意識が高まるようになればと考え、地域貢献班の生徒たちは準備に取り組んでいます。

授業紹介(機械M3A、M3B)

機械科の実習風景です。

制御油圧の特性実験です。この実験では、制御弁(方向・流量・圧力制御弁)の構造を学習します

授業紹介(機械M3A、M3B)授業紹介(機械M3A、M3B)

授業紹介(機械M3A、M3B)

油圧回路図から油圧装置全体の機能が推定できるように学習しています。

授業紹介(機械M3A、M3B)授業紹介(機械M3A、M3B)

授業紹介(土木C3)

土木システム科の専門科目「土木製図」の紹介をします。
3年生では、コンピュータ(CAD)を使い設計製図行っています。

授業紹介(土木C3)授業紹介(土木C3)

授業紹介(土木C3)授業紹介(土木C3)

かなり複雑な図面でも、3年生なので、これまでに学んだ土木の専門知識を使いながら作成できるそうです。

 

授業紹介(土木C2)

土木実習2年生の授業風景になります。2年生ではコンクリートをつくるための材料実験を行っています。ここでは、骨材の密度実験を行っています。
粗骨材と呼ばれる砂利には空隙がありますので、その空隙を水で満たした状態にして重さをはかっています。

粗骨材を金網かごの中に入れます。

授業紹介(土木C2)

水槽に沈め、重さをはかります。

授業紹介(土木C2)授業紹介(土木C2)

データ整理中です。

授業紹介(土木C2)

授業紹介(機械M2A,M2B)

機械科2学年の機械実習の様子です。NC旋盤とNCプログラミングの学習になります。
NC工作機械を使うと、金属を加工する際に、これまでは、人手では困難であった複雑な形状(円弧、角度など)を精度よく加工することができます。

まずはNCプログラミングです。金属の加工をするためにプログラミングを組んで指示をします。

授業紹介(機械M2A,M2B)授業紹介(機械M2A,M2B)

その後、NC旋盤で金属を削ります。

授業紹介(機械M2A,M2B)授業紹介(機械M2A,M2B)

今回の作業について考察します。

授業紹介(機械M2A,M2B)

水防実技講習(土木C3)

国土交通省北上川下流河川事務所や石巻市消防団の方々による出前授業が本校を会場に行われました。
この取組は昨年度に引き続き2年目になります。内容は土嚢積みなどの水防訓練に関するものです。

水防実技講習(土木C3)水防実技講習(土木C3)

 

(1)基礎練習(縄結び、土嚢製作)

水防実技講習(土木C3)水防実技講習(土木C3)

 

(2)水防実技講習(積土嚢工法、月輪工法)

水防実技講習(土木C3)水防実技講習(土木C3)

水防実技講習(土木C3)水防実技講習(土木C3)

水防実技講習(土木C3)

 

テレビ局の取材も受けました。

水防実技講習(土木C3)

今回のこのような経験を積むことで、災害時に地域のためにできることが増えました。また、河川工事事務所の職員や消防団の方々と一緒に行うことができて、地域の連帯感もうまれました。

このような地域にとって必要な取組を、今後も継続していきたいと思います。

 

授業紹介(電気E1)

電気情報科1年生の専門科目の授業内容を紹介します。
ここでは、「プログラミング(C言語)」、その中でも「データの格納方法」についてパソコンを通して学んでいます。

授業紹介(電気E1)授業紹介(電気E1)

授業紹介(電気E1)授業紹介(電気E1)

授業紹介(電気E1)

EE東北’18見学(土木)

6月6日(水)に土木システム科1年生と2年生がEE東北’18に参加してきました。
EE東北は国土交通省東北地方整備局が主催のイベントで、建設事業における新技術・新材料・新工法を実際に見学し、実践的な専門知識を身につけるものです。

EE東北’18見学(土木)EE東北’18見学(土木)

EE東北’18見学(土木)EE東北’18見学(土木)

EE東北’18見学(土木)EE東北’18見学(土木)

EE東北’18見学(土木)

建設業の最新技術を間近に見学(体験)したことで、新たな感動を得ることができた生徒たちも多かったです。
今後も、教室の授業だけではなく、実際に体験できるような機会をつくっていきたいと思います。

授業紹介(建築A1)

建築科1学年の専門科目に関する授業を紹介します。
ここでは、投影法図法についての基礎を理解するため、色彩計画の基本を学び、建築パースを仕上げます。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)

授業紹介(電気E1)

電気情報科の専門科目の授業紹介を行います。いよいよ本格的に専門分野の授業がはじまっています。
電気情報科1年生の授業「工業技術基礎」の様子です。

「電子回路の配線」を学び、その後、「はんだ付け」を行います。
中学校時代の教科「技術家庭」でも体験したことのある生徒はいるようですが、まだ、「はんだ付け」の作業が慣れていない生徒も多少いるようです。

授業紹介(電気E1)授業紹介(電気E1)

授業紹介(電気E1)授業紹介(電気E1)

 

今回の実習では「常夜灯」とよばれる電灯の配線です。日中は太陽光で発電し電気を蓄え、夜には発電をします(よく道路脇にも設置されています)。

実際の「常夜灯」を触りながら動作を確認している様子

授業紹介(電気E1)

日常と電気は密接な関わりをもっていることを体験することができました。

授業紹介(土木C3)

課題研究の地域貢献班の活動紹介です。

石巻地域を標高ごとに色分けした地図です。
かなり大きいのが分かってもらえるかと思います。この地図に、災害が発生したときに危険な場所やルートを明記していき、一目で分かる「防災マップ」をつくっていきたいと思います。

授業紹介(土木C3)

 

また、同時進行で「山下中学校への防災体験学習会」の準備も行っています。
地域の防災に関する情報収集と、授業をする際の教材準備です。

授業紹介(土木C3)

よりよい「まちづくり」をしていくのが土木技術者の使命です。
地域の課題について今後も検討していきたいと思います。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

建築科3年課題研究技能班〈班員6名〉が建設中の「大屋根倉庫」の学習状況を報告します。
5月24日は,木造軸組部材の土台に墨付けした加工用寸法に基づき,ノミを使用して柱用のほぞ穴(女木)を彫りました。

(1)木材加工技術と作業手順について講師が実演しながら指導を行います。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(2)ノミで墨付けされたほぞ穴の周囲に沿って木材繊維を縦に裁ち切ります。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(3)ほぞ穴の中心を頂点として手前側と向い側それぞれに向かって繊維方向に彫ります。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(4)ほぞ穴の大きさに沿って縦彫り横彫りを繰り返して必要な深さまで掘り進めます。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(5)ほぞ穴が掘り終わったら,大きさと深さが適正か仮のほぞ(男木)を差して確認です。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

 

授業紹介(建築A1)

建築科1年生の工業技術基礎の授業風景です。

「住宅の模型づくり」の実習で、本日は「屋根」をつくっています。
屋根をプリントした型紙を切り取り、スチレンボードで組み立てていきます。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)