学科活動報告

カテゴリ:建築科

石巻工・建築科生徒がデザインした「東屋(あずまや)」設置

旧北上川かわまちづくりに係る「東屋(あずまや)」(井内地区に設置)のデザイン案が

石巻工業高校建築科3年鈴木采紗さんのデザインした案に決定。令和6年度に実施設計へ

 
本校建築科生徒が旧北上川かわまちづくりに係る東屋設計(実施設計・本工事に向けて)のデザインに携わりました。昨年度,本校建築科生徒がデザインした4基の「東屋」が竣工しましたが、大変好評で今年度,新たに石巻市井内地区からの強い要望により再度依頼を受け,本校生徒14名がデザインに取り組みました。これらの作品のうち,最も優れた作品として建築科 鈴木 采紗さんの作品が選考されました。今後、令和6年度の実施設計へと進むことになりました。

 

講評(石巻市建設部河川港湾高規格

道路整備推進課課長補佐) 橋本 匡浩 様

授賞式

写真左から 石巻市建設部 大浪隆夫 様、阿部司 様、石巻工業高校 鈴木采紗 さん、

      石巻工業高校 大髙和義 校長、石巻市建設部 橋本匡浩 様

      写真後列は応募した建築科生徒

 

全国高校生製図コンクール銅賞受賞

第42回全国高校生製図コンクールが12月15日に行われました。

その結果、本校からは建築科3年佐藤夏音さんが「課題5:木造2階建専用住宅(CADプレゼンテーション作品)で銅賞(全国3位)を受賞いたしました。
また、同じく課題5では他に建築科3年大内奈美さんと鈴木采紗さんが、建築科2年柴田晃君が「課題3」で入選を果たすなど好成績をあげることができました。

第29回みやぎ建築未来賞2023

 11月20日(月)に仙台市のパレスへいあんグレースホールで、みやぎ建築未来賞の発表会が行われました。

 本校からは建築科3年生3名がテーマである、「リノベーション~地域と環境を考える~」というテーマをもとに制作した作品のプレゼンテーションを行いました。

 その結果、建築科3年大内奈美さんが「宮城県知事賞」、建築科3年佐藤夏音さんが「宮城県教育委員会教育長賞」を受賞しました。

技能五輪(建築大工)全国大会出場

2020年度建築科卒業生・伊藤潤人君

 過日、本校2020年度建築科卒業生の伊藤潤人君が「若年者ものづくり宮城県大会(建築大工)」で

 第1位になり、11月17日より愛知県で行われる技能五輪全国大会に宮城県代表として出場することになりました。
 全国大会でのご活躍をお祈りいたします。

建築科1・2・3年 建築見学会

 8月25日(金),建築科1・2・3年生が建築見学会を行いました。見学場所は以下の通り

  1年生 積水ハウス(株)東北工場 ,たのしいおうちづくりの学校(スモリの家)

  2年生 仙台メディアテーク ,宮城県図書館

  3年生 東北大学建築CLTモデル実証棟 ,シンコール(株)ショールーム

 様々な見学や体験を行い,建築に関する見識を深めることができ,貴重な時間を過ごすことができました。

 

1学年

2学年

3学年

 

パース実技指導

石巻工業高等学校建築科 「クラフトマン21事業」

日本を代表するパースの指導者である宮後浩先生から「なぞっておぼえる遠近法スケッチパース ツボとコツ」,「パーステック」,「インテリアプレゼンテーション」など実践的なパース技法を学んだ。10月5日(木),6日(金)実施

 

今回描いた題材は,ル・コルビュジェのサヴォア邸(3年生)と吉村順三の軽井沢山荘(2年生)

石巻工業高校建築科生徒がボランティア活動で手すり取付を実施

 過日、本校建築科生徒が石巻市社会福祉協議会「福祉学習推進事業」として石巻たばこ販売協同組合に「手すり取付作業」を実施いたしました。同組合は地域のコミュニティ施設としての役割を担っており、高齢者の利用が多いのにも関わらず、手すりがなく安全性が不安視されていました。そこで本校建築科に手すり取付の依頼があり、今回実施することになりました。

 

石巻工・建築科生徒がデザインした「あずまや」4基設置

 本校建築科生徒が旧北上川かわまちづくり東屋設計(実施設計・本工事に向けて)に携わりました。昨年度本校生徒4名の作品が北上川かわまちづくりの東屋のデザインに採用され,本年度実施設計へと進み,実際に使用される木材をプレカットし、建方(組み立て)を実施しました。

縄張り・遣り方(測量) 建方作業 屋根・外装工事

 

石巻かほく2023年4月14日掲載記事より

VR体験授業

9月13日(水)実施

本校建築科では、3Dマイフォームデザイナーで作成した3Dモデルデータを加工することなくVRコンテンツとして使用し、具体的な空間のイメージのためにVRを活用します。頭でイメージしたことを図面に反映することは難しく、VRを活用することでディテールまで意識することができました。また、製図やインテリアの授業でプランニングした空間の確認をはじめ、実寸大で確認することで空間把握力を養うことができました(写真:当日の実習風景)。
*VRとは、プランニングした建築物を実際に建てなくてもVRソリューションを使用すると生徒自らが作成した空間を実際に建てたかのように細部まで確認・体感することができる機材です。

建築科3年生が「出席簿BOX」と「クラスBOX」を製作しました

 先日,建築科3年生(課題研究「木工・工芸班」)が製作した「出席簿BOX」と「クラスBOX」を学校で活用していただくことになりました。生徒は製作活動で生じた数々の問題を乗り越え,大きく成長することができました。

    教頭先生へ贈呈の様子            職員室にて            出席簿BOXとクラスBOX

 

 

エクステリアガーデンフェスタ東北2021で最優秀賞を受賞(建築科)

エクステリアガーデンフェスタ東北2021

(募集期間2021年2月1日(月)~4月10日(土))

募集作品のテーマ「将来、暮らしたいお庭の自由なデザイン」に出展

建築科3年 熊谷 虹汰の作品が最優秀賞(第一位)を受賞

いたしました。審査結果,審査員講評を掲載いたします。

 《最優秀賞》1作品

宮城県石巻工業高等学校 熊谷 虹汰さん

  

 【審査員講評】
この作品が受賞に至った設計上のポイントは『やさしさと暖かさ』です。
家族の楽しみをそれぞれに考えてプランされており,ふんだんに植栽を取り入れ木陰を作り,パーゴラ,シェッド,テラスなど様々な見せ場が作られています。
また,子供達がスポーツを楽しめる様,広い空間も配慮されており,シンプルな中にもお家時間を充分に楽しめる様な素直なデザインです。

 

授賞式の様子(宮城県石巻工業高等学校校長室)

本来は5月29日(土)~30日(日)に夢メッセみやぎにて表彰式が開催予定でしたが,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となり,本校校長室での授賞式となりました。

 

                                                          左から畠山建築科科長、佐々木教頭、熊谷君、渡邊校長

課題研究発表会(建築科3年生)

1月20日(水)の5~6時間目に建築科3学年による課題研究発表会が行われました。

1年間の成果を発表しました。

 

 

① 自由設計班

自分たちで設計プランを考え、みやぎ建築未来賞等のコンペに応募しました。

 

 

② 模型製作班

実在する建築物をCADを使用し図面におこし、模型を製作しました。

 

 

③ 木工・工芸班

木材を使用し、テーブル・ミニ障子・組子等の製作をしました。

   
   

 

 

④ 技能班

大工技能の技術を学びながら、本棚を製作し、石巻市ささえあいセンターへ寄贈しました。

また、セカンドルームを設計し、作成しました。

   
   

 

株式会社東北イノアック様より寄贈いただく(建築科)

株式会社東北イノアック 管理部総務課総務係長 佐々木 詔之様が来校し、同社社員である本校建築科卒業生がデザインに関わった食器用スポンジを、3年生(250名分)に寄贈していただきました。(令和2年2月18日)

ありがとうございました。

(写真右の方が佐々木詔之様、左が遠藤俊樹本校教頭)

 

活動状況(建築科)

 

 

令和2年から建築士試験の受験要件が変わり、新しい建築士制度がスタートします。

本校卒業年度に2級建築士の受験が可能になりました。

 

 課題研究自由設計班では『みやぎ建築未来賞』(競技設計)に参加し、今年、第25回大会記念に制定された県内の建築士によるインターネット投票で、建築科三年生の水口璃音が第一位に選出されました。このほかに、全国高校生製図コンクールにおいて、全国の第3位(銅賞)に建築科二年保原愛奈が選ばれました(宮城県初)。他にも入賞者に4名が入るなど好成績を上げました。

 高校生プロダクトデザインコンテスト宮城(椅子のデザイン)では、建築科一年岡島政幸が優秀賞に選ばれました。課外活動としての「女川町竹浦北地区高台移転まちづくり」の取り組みでは、生徒たちが設計した集会所と移転後に建てられたダイバーの方々のレストハウスに手作りの椅子を寄贈するなど地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。他にも高齢者のお宅の手すり取り付けのボランティア活動など、建築科ではこれからもさまざまな活動を通じて実践力のある建築技術者の育成に向け教育活動に取り組んでまいります。活動状況を掲載しましたのでご覧下さい。

 

 ●第25回みやぎ建築未来賞受賞
 テーマ「住宅&自然」WARP
  県内建築士の方々によるインターネット投票で第1位に選ばれました(25周年特別賞)

 

●全国高校生製図コンクール 第3位(銅賞)受賞
 テーマ「団らん」                受賞設計図面
         

 

●高校生プロダクトデザインコンテスト 「優秀賞」受賞

  

  

 ●被災した女川町竹浦北地区の皆さんにベンチを寄贈

 

 ●インターンシップ(企業実習)の様子・・・ヒノケン(株)様、シンコール(株)様

 

●小学生への出前授業・・・本校生徒が先生役になって木工

 

 

●パース着色指導(建築科1年生)

 令和元年12月17日 建築科1年生(40名)を対象に外部の方にきていただいて、パース(外観図)の着色指導をしていただきました。例年開催されており、本年度も無事に開催することができました。生徒達も積極的に参加し、真剣に取り組んでいました。

 

 

建築科3年生 課題研究発表会

1月22日(木)の5~6時間目に建築科3学年による課題研究発表会が行われました。1年間の成果を、マイスターの方々や先生方、後輩たちの前で発表しました。

 ①自由設計班

自分たちで設計プランを考え、みやぎ建築未来賞等のコンペに応募しました。

 

 

②模型製作班

実在する建築物をCADを使用し図面におこし、模型を製作しました。

 

③木工・工芸班

木材を使用し、滑り台・テーブル・ミニ障子等の製作をしました。

 

④技能班

大工技能の技術を学びながら、実際に倉庫を作成しました。

 

 

 

 

 

 

寄贈御礼(建築科)

宮城県スポーツ協会 理事長 
宮城県国際化協会  理事長 伊藤 和彦 氏 (元・宮城県震災復興企画部部長)

伊藤氏より新建築学大系(彰国社刊)全50巻を本校建築科に寄贈していただきました。
今後、生徒はもとより教員も授業等で有効に使わせていただきます。ありがとうございました。

ここにご紹介をして御礼に代えさせていただきます。

 石巻工業高等学校 校長    今野 好彦

         建築科科長 畠山 弘幸

  

 贈呈式 令和元年8月22日(木) 於:石巻工業高等学校校長室

(写真左が伊藤氏、中央が今野校長先生、右が畠山建築科長)

 

 

建築製図・自由設計発表会(建築2年)

12月18日(火)の2~4校時目に,2学年の自由設計発表会が行われました。1学年は来年のために勉強です。

今まで学んできた知識を生かして,図面を描き上げ,プレゼンテーションを行いました。半年以上の期間をかけて描き上げた大作です。

 

課題研究発表会(建築3年)

1月17日(木)の5~6時間目に建築科3学年による課題研究発表会が行われました。
1年間の研究成果を,先生方や後輩の前で立派に発表をしてくれました。

 

①自由設計班
自分たちで設計プランを考え,より優れた作品を競い合います。様々な設計競技(コンペ)に出展。
「みやぎ建築未来賞」では宮城県教育長賞を受賞しました。

 

②模型制作班
実際の建築物を,図面から製作し模型に再現しました。

 

③木工・工芸班
今年は木材を用いて,ベンチと障子の作製を行いました。

 

④技能班
大工技能の技術を学び,活用しながら,実際に建築物を製作しました。

 

発表会の最後に,3学年の代表生徒から「一年間の振り返り」・「先生方への感謝の言葉」・「2学年へのメッセージ」が送られました。

参観した2学年の生徒も,先輩の発表を真剣に聞き入っていました。次は君たちの順番です。

 

インターンシップ(建築科2年)

建築科の2年生が夏休み8/20~8/22の期間を利用して,インターンシップに参加しました。石巻市内の企業9社,それぞれの職種で実習を行ってきました。

ご協力いただいた企業の皆様方、ありがとうございました。

授業紹介(建築A1)

建築科1学年の専門科目に関する授業を紹介します。
ここでは、投影法図法についての基礎を理解するため、色彩計画の基本を学び、建築パースを仕上げます。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

建築科3年課題研究技能班〈班員6名〉が建設中の「大屋根倉庫」の学習状況を報告します。
5月24日は,木造軸組部材の土台に墨付けした加工用寸法に基づき,ノミを使用して柱用のほぞ穴(女木)を彫りました。

(1)木材加工技術と作業手順について講師が実演しながら指導を行います。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(2)ノミで墨付けされたほぞ穴の周囲に沿って木材繊維を縦に裁ち切ります。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(3)ほぞ穴の中心を頂点として手前側と向い側それぞれに向かって繊維方向に彫ります。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(4)ほぞ穴の大きさに沿って縦彫り横彫りを繰り返して必要な深さまで掘り進めます。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(5)ほぞ穴が掘り終わったら,大きさと深さが適正か仮のほぞ(男木)を差して確認です。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

 

授業紹介(建築A1)

建築科1年生の工業技術基礎の授業風景です。

「住宅の模型づくり」の実習で、本日は「屋根」をつくっています。
屋根をプリントした型紙を切り取り、スチレンボードで組み立てていきます。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)

 

授業紹介(建築A1)

建築科1年生の工業技術基礎の授業風景です。

「プランターづくり」の作業風景です。
ノコギリやノミ、玄能などの大工道具を使いこなしながら木材を加工して「プランター」をつくっていきます。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

仕上げはバーナーで木の表面を焼きます。
プランターは外で使うため「耐候性」を高めるために行います。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

技能班大屋根倉庫建設日記1(建築A3)

建築科3年の課題研究技能班では,今年も木材加工技術と技能力向上を目的に,外部講師による授業支援を受け,実際に木造倉庫の製作活動を通して実践力を学びます。班員は希望した建築科3年生の6名です。
5月17日は,今年度製作する3畳の大きさの「大屋根倉庫」の板図に基づき,軸組部材の土台と大引に加工用寸法の墨付けを行いました。

(1)平面図をもとに縮尺1/50でベニヤ板に板図(いたず)を作成。板図とは木材加工用設計図として柱と梁の位置などを書き写し,土台伏図,平面図,小屋組図などを書き,各部の位置がわかるように番付(ばんづけ)をしたものです。

技能班大屋根倉庫建設日記1(建築A3)技能班大屋根倉庫建設日記1(建築A3)

(2)木材料の通りを見て背と腹の向き,節位置などを確認して上端を上面に置きます。

技能班大屋根倉庫建設日記1(建築A3)

(3)材料に心墨を打ち,板図から仕口のほぞ位置を確認して,さしがねを使いほぞ墨をしるします。
なお,使用寸法の単位は尺です

技能班大屋根倉庫建設日記1(建築A3)

(4)部材ごと分担して,柱ほぞ用の男木と女木,仕口の大入れあり掛け用男木と女木の墨を,はじめは鉛筆で墨付けです。

技能班大屋根倉庫建設日記1(建築A3)

(5)墨付けが間違っていないか確認後,墨つぼと墨差しで仕上げの墨付けをしました。

技能班大屋根倉庫建設日記1(建築A3)