学科活動報告

カテゴリ:建築科

活動状況(建築科)

 

 

令和2年から建築士試験の受験要件が変わり、新しい建築士制度がスタートします。

本校卒業年度に2級建築士の受験が可能になりました。

 

 課題研究自由設計班では『みやぎ建築未来賞』(競技設計)に参加し、今年、第25回大会記念に制定された県内の建築士によるインターネット投票で、建築科三年生の水口璃音が第一位に選出されました。このほかに、全国高校生製図コンクールにおいて、全国の第3位(銅賞)に建築科二年保原愛奈が選ばれました(宮城県初)。他にも入賞者に4名が入るなど好成績を上げました。

 高校生プロダクトデザインコンテスト宮城(椅子のデザイン)では、建築科一年岡島政幸が優秀賞に選ばれました。課外活動としての「女川町竹浦北地区高台移転まちづくり」の取り組みでは、生徒たちが設計した集会所と移転後に建てられたダイバーの方々のレストハウスに手作りの椅子を寄贈するなど地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。他にも高齢者のお宅の手すり取り付けのボランティア活動など、建築科ではこれからもさまざまな活動を通じて実践力のある建築技術者の育成に向け教育活動に取り組んでまいります。活動状況を掲載しましたのでご覧下さい。

 

 ●第25回みやぎ建築未来賞受賞
 テーマ「住宅&自然」WARP
  県内建築士の方々によるインターネット投票で第1位に選ばれました(25周年特別賞)

 

●全国高校生製図コンクール 第3位(銅賞)受賞
 テーマ「団らん」                受賞設計図面
         

 

●高校生プロダクトデザインコンテスト 「優秀賞」受賞

  

  

 ●被災した女川町竹浦北地区の皆さんにベンチを寄贈

 

 ●インターンシップ(企業実習)の様子・・・ヒノケン(株)様、シンコール(株)様

 

●小学生への出前授業・・・本校生徒が先生役になって木工

 

 

●パース着色指導(建築科1年生)

 令和元年12月17日 建築科1年生(40名)を対象に外部の方にきていただいて、パース(外観図)の着色指導をしていただきました。例年開催されており、本年度も無事に開催することができました。生徒達も積極的に参加し、真剣に取り組んでいました。

 

 

建築科3年生 課題研究発表会

1月22日(木)の5~6時間目に建築科3学年による課題研究発表会が行われました。1年間の成果を、マイスターの方々や先生方、後輩たちの前で発表しました。

 ①自由設計班

自分たちで設計プランを考え、みやぎ建築未来賞等のコンペに応募しました。

 

 

②模型製作班

実在する建築物をCADを使用し図面におこし、模型を製作しました。

 

③木工・工芸班

木材を使用し、滑り台・テーブル・ミニ障子等の製作をしました。

 

④技能班

大工技能の技術を学びながら、実際に倉庫を作成しました。

 

 

 

 

 

 

寄贈御礼(建築科)

宮城県スポーツ協会 理事長 
宮城県国際化協会  理事長 伊藤 和彦 氏 (元・宮城県震災復興企画部部長)

伊藤氏より新建築学大系(彰国社刊)全50巻を本校建築科に寄贈していただきました。
今後、生徒はもとより教員も授業等で有効に使わせていただきます。ありがとうございました。

ここにご紹介をして御礼に代えさせていただきます。

 石巻工業高等学校 校長    今野 好彦

         建築科科長 畠山 弘幸

  

 贈呈式 令和元年8月22日(木) 於:石巻工業高等学校校長室

(写真左が伊藤氏、中央が今野校長先生、右が畠山建築科長)

 

 

建築製図・自由設計発表会(建築2年)

12月18日(火)の2~4校時目に,2学年の自由設計発表会が行われました。1学年は来年のために勉強です。

今まで学んできた知識を生かして,図面を描き上げ,プレゼンテーションを行いました。半年以上の期間をかけて描き上げた大作です。

 

課題研究発表会(建築3年)

1月17日(木)の5~6時間目に建築科3学年による課題研究発表会が行われました。
1年間の研究成果を,先生方や後輩の前で立派に発表をしてくれました。

 

①自由設計班
自分たちで設計プランを考え,より優れた作品を競い合います。様々な設計競技(コンペ)に出展。
「みやぎ建築未来賞」では宮城県教育長賞を受賞しました。

 

②模型制作班
実際の建築物を,図面から製作し模型に再現しました。

 

③木工・工芸班
今年は木材を用いて,ベンチと障子の作製を行いました。

 

④技能班
大工技能の技術を学び,活用しながら,実際に建築物を製作しました。

 

発表会の最後に,3学年の代表生徒から「一年間の振り返り」・「先生方への感謝の言葉」・「2学年へのメッセージ」が送られました。

参観した2学年の生徒も,先輩の発表を真剣に聞き入っていました。次は君たちの順番です。

 

インターンシップ(建築科2年)

建築科の2年生が夏休み8/20~8/22の期間を利用して,インターンシップに参加しました。石巻市内の企業9社,それぞれの職種で実習を行ってきました。

ご協力いただいた企業の皆様方、ありがとうございました。

授業紹介(建築A1)

建築科1学年の専門科目に関する授業を紹介します。
ここでは、投影法図法についての基礎を理解するため、色彩計画の基本を学び、建築パースを仕上げます。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

建築科3年課題研究技能班〈班員6名〉が建設中の「大屋根倉庫」の学習状況を報告します。
5月24日は,木造軸組部材の土台に墨付けした加工用寸法に基づき,ノミを使用して柱用のほぞ穴(女木)を彫りました。

(1)木材加工技術と作業手順について講師が実演しながら指導を行います。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(2)ノミで墨付けされたほぞ穴の周囲に沿って木材繊維を縦に裁ち切ります。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(3)ほぞ穴の中心を頂点として手前側と向い側それぞれに向かって繊維方向に彫ります。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(4)ほぞ穴の大きさに沿って縦彫り横彫りを繰り返して必要な深さまで掘り進めます。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

(5)ほぞ穴が掘り終わったら,大きさと深さが適正か仮のほぞ(男木)を差して確認です。

技能班大屋根倉庫建設日記2(建築A3)

 

授業紹介(建築A1)

建築科1年生の工業技術基礎の授業風景です。

「住宅の模型づくり」の実習で、本日は「屋根」をつくっています。
屋根をプリントした型紙を切り取り、スチレンボードで組み立てていきます。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)

 

授業紹介(建築A1)

建築科1年生の工業技術基礎の授業風景です。

「プランターづくり」の作業風景です。
ノコギリやノミ、玄能などの大工道具を使いこなしながら木材を加工して「プランター」をつくっていきます。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)

仕上げはバーナーで木の表面を焼きます。
プランターは外で使うため「耐候性」を高めるために行います。

授業紹介(建築A1)授業紹介(建築A1)